関西国際空港エネルギーセンター
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関西国際空港エネルギーセンター︵かんさいこくさいくうこうエネルギーセンター︶は大阪府田尻町にある関西電力の火力発電所。関西国際空港内に立地する。空港で消費される電力は、関西国際空港連絡橋にある送電線と、同センターでの発電でまかなわれる。同センターでの発電能力で、通常時の空港での消費電力を十分カバーできるが、普段は空港島の全消費電力の約34%分の電力を供給している。
旅客機用のジェットエンジンを元に作られた2基のガスタービンで、天然ガスを燃焼して発電され、空港島内の変電所に送電される。灯油でも発電可能な設計にしており、エネルギーセンター内に7日間分の備蓄を確保している。また、発電時の排熱で蒸気を発生させ、空港内の冷暖房に使用されている︵コジェネレーションの項参照︶。
1993年に運転を開始した。
概要
- 総出力:4万kW