にがい涙
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「にがい涙」 | ||||
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スリー・ディグリーズ の シングル | ||||
初出アルバム『世界の恋人』 | ||||
B面 | 女の喜び | |||
リリース | ||||
規格 | シングルレコード | |||
録音 | モウリスタジオ(現:モウリアートワークススタジオ) | |||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | EPIC/CBS・ソニー | |||
作詞・作曲 |
安井かずみ(作詞 #1) 筒美京平(作曲 #1) J.B.Jefferson(作詞・作曲 #2) B.Hawes(作詞・作曲 #2) | |||
チャート最高順位 | ||||
スリー・ディグリーズ シングル 年表 | ||||
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「にがい涙」(にがいなみだ)は、1975年2月1日に発売されたスリー・ディグリーズのシングル。日本限定発売。
概要
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1974年、﹁ソウル・トレインのテーマ﹂で全米︵Billboard Hot 100︶1位を獲得したスリー・ディグリーズだったが、同年に﹁天使のささやき﹂が全米2位のヒットとなったものの、本国では暫く新曲がリリースされなかった[2]。これに業を煮やしたCBS・ソニーの洋楽ディレクターの高橋裕二は、日本独自のシングルを制作するという企画を立てる[2]。企画の主旨から、制作は邦楽ディレクターである白川隆三に委ねられることになり、白川は安井かずみと筒美京平に、日本語で歌うポップスを作るよう依頼する[2]。
高橋の企画は日本人作家によって2曲制作するというものであり、もう1曲は本作より3ヶ月前にリリースされた、松本隆作詞、細野晴臣作曲の﹁ミッドナイト・トレイン﹂である。レコーディングはディグリーズが再来日した際に2曲同時に行われ、ディグリーズの3人は、2室のスタジオを慌ただしく行き来しながら歌入れを行う[2]。
本作は﹃夜のヒットスタジオ﹄︵フジテレビ系︶などの音楽番組で披露されると、﹁見てたはずよ﹂と片言の日本語で歌う姿も話題となり、オリコン総合チャートでは最高位15位︵日本でリリースされた全シングルで最高順位︶[3]、オリコン洋楽チャートでは1975年3月17日付〜4月21日付にかけて6週連続1位を記録する[4]。
収録曲
[編集]- にがい涙
- 作詞:安井かずみ/作曲:筒美京平/編曲:深町純
- 女の喜び
- 作詞・作曲:J.B.Jefferson、B.Hawes/編曲:R.Rome
収録アルバム
[編集]- 世界の恋人 - #1
- 荒野のならず者 - #2
- スリー・ディグリーズ ライブ・イン・ジャパン / カタログ番号 ECPZ-23-24PH - #1
- スリー・ディグリーズ&フィラデルフィア・サウンド / カタログ番号 ECPO-29 - #1
参加ミュージシャン
[編集]カバー
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にがい涙
●山本リンダ︵1975年︶ - アルバム﹃Linda MEMORY TOP〜ウブウブ〜﹄収録。
●ピンク・レディー︵1977年︶ - ライブアルバム﹃チャレンジ・コンサート﹄収録。
●東京スカパラダイスオーケストラ︵1990年︶ - アルバム﹃スカパラ登場﹄収録。
●キーラ︵1993年︶ - シングル﹁にがい涙﹂収録。
●クワマン with スリービックリーズ︵2004年︶ - アルバム﹃恋のモーレツラッパ吹き﹄収録。
●石井竜也︵2009年︶ - シングル﹁DANCE IN LOVE﹂収録。
●岩崎宏美 with 岩崎良美 ︵2019年︶ - アルバム﹃Dear Friends VIII 筒美京平トリビュート﹄収録。