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﹁ひとつ500円で買い取らせていただきます﹂︵ひとつごひゃくえんでかいとらせていただきます︶は、フジテレビ系クイズバラエティ番組﹃クイズ!ヘキサゴンII﹄から生まれたユニット・スベラーズのシングル。2009年9月30日発売。
曲名に合わせて価格は500円である。
﹃クイズ!ヘキサゴンII﹄発の12枚目のシングルで[1]、2009年に発売されたものとしては最後のシングルである。
アルバム﹃WE LOVE ヘキサゴン2009﹄︵2009年10月21日発売︶収録曲であったが、島田紳助が﹃ヘキサゴンII﹄の中で提唱した﹁初登場でオリコン10位以内に入らなければ、冬の間宮海峡で滑りながら歌う罰ゲームを執行﹂という条件付きで先行シングルカットに至った[2][3]。
オリコンチャートの結果はデイリーでは18位[4]、週間初登場は28位︵最高順位も同位︶に留まる。﹁時期的にまだ間宮海峡は凍っていない﹂という理由でロケ地がアメリカ・アラスカ州のバロー岬に変更となり罰ゲームは執行、2010年1月6日放送の﹃ヘキサゴン新春3時間スペシャル﹄の中で﹁スベラーズアラスカ過酷旅﹂として放送となった。その中で同ロケが現地の新聞﹃The Arctic Sounder﹄に﹁Sound of music, and shivers﹂の見出しで掲載され、﹁彼らのユーモアセンスは我々とは違う﹂﹁あの裸の男︵小島よしお︶は本当に気の毒だ﹂などと言及されたことにも触れられている。
500円と当時の日本におけるシングルCDとしては廉価でカップリング曲は収録されておらず、DVDも付いていない。紳助は罰ゲーム執行を意識して﹁みなさん、買わないでください﹂と発言[2]。さらにCDパッケージに﹁フジテレビ﹃クイズ!ヘキサゴンII﹄エンディングテーマ︵希望︶/みなさん買わないでください!︵島田紳助︶﹂と書かれた丸いステッカーが貼付されていたが、エンディングテーマとして使われ、さらに番組の提供クレジット時に頻繁に使用される楽曲となった。
﹁一世を風靡したギャグを持ちながら、最近ちょっと停滞気味なお笑い芸人[3]﹂の心情を歌ったコミックソングで、前2008年の﹃ヘキサゴンII﹄発ユニット・一発屋2008の﹁天下無敵の一発屋2008﹂︵シングル化なし︶の流れを汲む作品。曲の中で岡田圭右、小島よしお、波田陽区のそれぞれの持ちギャグが発せられている。ユニットメインの岡田は一発屋芸人ではなく、芸能活動に関しても特に停滞気味だとされていたわけではないが、﹁パァ﹂﹁閉店ガラガラ﹂などのギャグに関してはスランプ状態、というスタンスである。
岡田はディスコ映画﹃サタデー・ナイト・フィーバー﹄でのジョン・トラボルタを真似た白いパンタロン・スーツの衣装で、CDジャケットでは右手を高く掲げる同作品の象徴的なポーズをとっている。小島は一発屋2008同様に人気ピーク時のブーメランパンツ一丁の扮装で、波田も一発屋2008と同じくギター侍の着流し姿。
ライブでは岡田はスタンドマイクと拡声器、波田と小島はヘッドセットを使用している。﹃ヘキサゴンII﹄で披露した際はディスコ風に複数のミラーボールが回る演出も設けられたが、楽曲そのものにディスコ音楽の要素は無い。
収録曲[編集]
(一)ひとつ500円で買い取らせていただきます
作詞‥カシアス島田、作曲‥高原兄、編曲‥斎藤文護・岩室晶子
(二)ひとつ500円で買い取らせていただきます ︵カラオケ︶
﹃WE LOVE ヘキサゴン2009﹄に﹁With Pabo Ver.﹂として収録されている。また、同アルバム付属DVDに振り付け映像が収録されている。