アメリカ国立がん研究所
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(アメリカ国立癌研究所から転送)
国立がん研究所︵こくりつがんけんきゅうじょ、英: National Cancer Institute; 略称: NCI︶とは、アメリカ合衆国の国立衛生研究所 (NIH) の一部であり、保健福祉省公衆衛生局を構成する8つの機関のうちの1つ。メリーランド州ベセスダに本部が、同州フレデリックのフォート・デトリックにNCI-Frederickが置かれている。NCIは組織内部に大きな研究プログラムを持つだけでなく、米国内のがん研究者に対する助成も積極的に行っている。また、米国の対がん戦略である国家がんプログラム (National Cancer Program) を調整する役割がある。
シクロホスファミド
●Chlorambucil (1957)
●シクロホスファミド (1959)
●チオテパ (1959)
●メルファラン (1959)(1993)
●Streptozotocin (1982)
●イホスファミド (1988)
代謝拮抗剤
●メルカプトプリン (1953)
●メトトレキサート (1953)
●Thioguanine (1966)
●シタラビン (1969)
●Floxuridine (1970)
●リン酸フルダラビン (1991)
●ペントスタチン (1991)
●Chlorodeoxyadenosine (1992)
ビンクリスチン
植物性アルカロイド、抗生物質
●ビンクリスチン (1963)
●アクチノマイシンD (1964)
●Mithramycin (1970)
●ブレオマイシン (1973)
●ドキソルビシン (1974)
●マイトマイシンC (1974)
●L-アスパラギナーゼ (1978)
●ダウノマイシン (1979)
●エトポシド (1983)
●Teniposide (1992)
●パクリタキセル (1992)
合成薬
●ヒドロキシカルバミド (1967)
●プロカルバジン (1969)
●ミトタン (1970)
●ダカルバシン (1975)
●Lomustine (1976)
●Carmustine (1977)
●シスプラチン (1978)
●ミトキサントロン (1988)
カルボプラチン
●カルボプラチン (1989)
●Levamisole (1990)
●Hexamethylmelamine (1990)
●トレチノイン (1995)
●Porfimer sodium (1995)
ステロイドなど
●DES (1950)
●プレドニゾン (1953)
●Fluoxymesterone (1958)
●Dromostanolone (1961)
●Testolactone (1970)
●メチルプレドニゾロン
●プレドニゾロン
●ゴセレリン (1989)
生物製剤
●インターフェロンα (1986)
●BCG (1990)
●G-CSF製剤 (1991)
●GM-CSF製剤 (1991)
●Interleukin 2 (1992)
また、NCIは、ジドブジン、ジダノシン、zalcitabine︵ddC︶などのHIV治療薬の開発にも関与している。
抗癌剤開発との関わり[編集]
NCIは、米国における抗がん剤開発の多くに関与している。FDAによって承認された医薬品について1996年にNCIが調査した結果、1995年末までに承認された抗癌剤の3分の2がNCI主導で臨床試験開始届が出されたものであった。 以下にNCIが開発に関与した抗癌剤を挙げる。 ︵※ カッコ内はFDAで承認された年、英字は日本で未承認の薬剤。︶ アルキル化剤関連項目[編集]
- ヴィンセント・デヴィータ 1980年-1988年 Director
- ハロルド・ヴァーマス 2010年- Director