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英印軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

英印軍(えいいんぐん、British Indian Army)、イギリス領インド軍(イギリスりょうインドぐん)は、イギリスによるインド統治時代(イギリス領インド帝国1857年から1947年)のインド軍Indian Army)を指す。なお、正式名称は単に「インド軍」である。イギリス領インド植民地政府は陸軍とは別に海軍(王立インド海軍)や空軍(王立インド空軍)を保有していたが日本語で単に英印軍というと単にイギリス領インド陸軍を指すことが多い。

シンガポールで武装解除された日本兵を監視する英印陸軍第5師団兵士
イタリア戦線でドイツ軍と交戦中の英印陸軍シーク教徒兵士

正式名称[編集]

インド陸軍(Indian Army)という言葉の意味するところは時代によって異なる。

1857–1894 インド陸軍とはイギリス人兵士とインド人兵士(セポイ)によって構成される"インド政府軍" を意味した。
1895–1902 インド陸軍はベンガル軍、マドラス軍、ボンベイ軍などの属領の軍隊も含む概念となった。
1903–1947 キッチナーの改革によって
  • インド軍は"在外イギリス人将校とともに、インドで募兵され、恒久的にインドを拠点とする軍隊"となった[1]
  • 在印イギリス陸軍(British Army in India)はインドに駐留するイギリス軍部隊を意味する。恒久的にインドに駐留するのではなく、インドでの任務を終えた後には連合王国大英帝国の他の領域に移駐する。
  • 在印陸軍(Army of India)はインド陸軍在印イギリス陸軍の両方で構成された。

歴史[編集]

英印軍は 1857年第一次インド独立戦争の後にイギリスによって創設された。 これより以前にはイギリス東インド会社が自身で軍隊を保有しその収益から維持していた。

インドのイギリス統治の間、英印軍はインドのみならず他の地域でもイギリス本国にとって有用であることを(とくに第一次世界大戦および第二次世界大戦の間に)証明した。

Internal Security[編集]

North West Frontier[編集]

アフガン戦争[編集]

第一次世界大戦[編集]




西




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脚注・参照[編集]

  1. ^ Oxford History of the British Army
  • Mason, Philip, A Matter of Honour: An Account of the Indian Army, its Officers and Men, Macmillan 1974

関連項目[編集]

外部リンク[編集]