エリック・ハインリッヒス
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エリック・ハインリッヒス Axel Erik Heinrichs | |
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生誕 |
1890年7月21日 フィンランド大公国 ウーシマー州 ヘルシンキ |
死没 |
1965年11月16日(75歳没) フィンランド ウーシマー州 ヘルシンキ |
所属組織 | フィンランド国防軍 |
軍歴 | 1915年~1945年 |
最終階級 | 国防軍総司令官 |
墓所 | ヘルシンキ・ブレンデー墓地 |
アクセル・エリック・ハインリッヒス︵Axel Erik Heinrichs, 1890年7月21日 - 1965年11月16日︶は、フィンランドの軍人。
1941年カレリアで指揮を執るハインリッヒス(左から二番目)
1941年6月に第二次芬ソ戦争︵継続戦争︶が勃発すると、1942年にソ連によるフィンランド完全占領が達成された場合に備えて一部の共産主義者に対して武器を横流し、隠匿していた事件への関与が疑われて参謀総長を辞任する。
しかし1944年8月にフィンランド国防軍元帥マンネルヘイムがリュティの後を継ぎ大統領になると、代わってフィンランド国防軍総司令官となり、継続戦争の後始末やその後のラップランド戦争で指揮を執り、第二次世界大戦が終結した1945年に軍歴を終える。
1944年にマンネルハイム十字章を授与された。またドイツからは騎士鉄十字章も授与されている。
ヘルシンキ・ブレンデー墓地にあるハインリッヒスの墓碑
マンネルヘイムからの信頼が厚い人物であり、1947年頃からポルトガルで静養していたマンネルヘイムの自伝の製作を手伝った。
マンネルヘイムは、各地の指揮官に対し、些細な出来事も逐一報告することを義務としていたが、ハインリッヒスに対してのみこの義務を与えていない。