ギャルリ・ミレー
表示
ギャルリ・ミレー HOKUGIN GALERIE MILLET | |
---|---|
ギャルリ・ミレー外観 | |
施設情報 | |
正式名称 | HOKUGIN ギャルリ・ミレー |
収蔵作品数 | 53点 |
館長 | 山下富雄 |
事業主体 |
ギャルリ・ミレー運営委員会 (富山県、富山市、富山大学、中央通商店街振興組合など) |
開館 | 2012年(平成24年)9月1日[1] |
所在地 |
〒930-0044 富山県富山市中央通り二丁目1番20号 ルシーダタワー1階[1] |
位置 | 北緯36度41分23.2秒 東経137度13分8.3秒 / 北緯36.689778度 東経137.218972度座標: 北緯36度41分23.2秒 東経137度13分8.3秒 / 北緯36.689778度 東経137.218972度 |
外部リンク | http://www.gmillet.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
HOKUGINギャルリ・ミレー︵ホクギン ギャルリ・ミレー、HOKUGIN GALERIE MILLET︶は、富山県富山市中央通り二丁目にある[2]ジャン=フランソワ・ミレー︵JFミレー︶とバルビゾン派の絵画作品を中心とする美術館である。通称はギャルリ・ミレー、施設案内ではこの名称が使用される[2][3][4]。
概要[編集]
富山市中心市街地の賑わいを創生しようと[5]、北陸銀行が所有するジャン=フランソワ・ミレーとバルビゾン派の絵画作品を展示するため設立し、2012年︵平成24年︶9月1日に中央通りさんぽ〜ろ商店街の中ほどに開館した[1][6][7]。 美術館の空間は北陸銀行が提供し、運営は富山県・富山市・富山大学・中央通商店街振興組合などで構成された任意団体である、ギャルリ・ミレー運営委員会が行っている[1][6][7]。 ミレーの作品は大作﹁羊の毛を刈る女﹂を含め14点[7]、そのほかバルビゾン派の、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー、シャルル=フランソワ・ドービニー、ジュール・デュプレ、写実主義の画家ギュスターヴ・クールベなどの作品を39点、計53点を所蔵しており[7]、20〜30点を常設展示し年2回ほど入れ替えられる。作品は海外に貸出されることもあり、2019年にはセントルイス美術館︵アメリカ合衆国︶とゴッホ美術館︵オランダ︶に貸出された[4]。なお、中央通り側に面するウィンドーに展示されている作品は複製画︵レプリカ︶であり、複製画の製作にはセーレンの技術が採用されている[1]。 また、企画展示コーナーでは各種企画展を開催している[2]。主な所蔵作品[編集]
ジャン=フランソワ・ミレー[編集]
●﹁羊の番人﹂ 1840年 - 1845年頃 ●﹁母と子﹂ 1843年 - 1845年頃 ●﹁森の中の恋人たち﹂1843年 - 1847年頃 ●﹁丘の上の羊飼い、夕方の効果﹂ 1847年 - 1850年頃 ●﹁羊の毛を刈る女﹂[1][4] 1860年頃 ●﹁兎のいるアプルモン渓谷の日の出﹂ 1860年 - 1862年頃 ●﹁洗濯する女たち﹂[4] ●﹁牛に水を飲ませる農婦﹂[1] ●﹁夕暮れの村の道﹂ ●﹁釣り人と青い服の少女﹂ ●﹁オイディプスとアンティゴネ﹂ ●﹁鵞鳥番の少女﹂ジャン=バティスト・カミーユ・コロー[編集]
●﹁森の中の水飲み場﹂ 1872年頃 ●﹁田園の夕暮れ﹂シャルル=フランソワ・ドービニー[編集]
●﹁ブゾンの小島﹂ 1851年 ●﹁セーヌの川辺﹂ ●﹁モレ=シュル=ロワンへの道﹂ジュール・デュプレ[編集]
●﹁風車のある風景﹂ 1850年代前半 ●﹁池で水を飲む牛﹂ 1870年代初め ●﹁昼下がりの牧場﹂ ●﹁たそがれ﹂ギュスターヴ・クールベ[編集]
●﹁水の中の二人﹂ ●﹁岩山の風景、ジュラ﹂ ●﹁柳﹂ ●﹁メジエール近郊﹂ ●﹁海岸風景﹂ ●﹁山間の滝﹂その他の作品[編集]
●シャルル=エミール・ジャック ﹁夕暮れの積みわらのそばの羊飼い﹂ ●レオン=ヴィクトール・デュプレ ﹁水浴する牛﹂ 1855年 ●ウィリアム=アドルフ・ブーグロー ﹁秋の情景﹂ 1855年 など展示室・施設[編集]
●常設展示室[1] ●企画展示コーナー ●エントランス、ロビー、受付、事務室など交通アクセス[編集]
公共交通機関 ●富山地方鉄道富山軌道線 ●中町︵西町北︶停留場下車、徒歩5分。 ●まいどはや︵コミュニティバス︶ ●西町バス停または中央通りバス停下車。 自動車 ●北陸自動車道富山ICより15分。ただし、美術館専用の駐車場は設置していない。脚注[編集]
(一)^ abcdefgh“会報プリズムvol.75より︵2014年3月31日発行︶会員のつどい 高木新会長と﹁ギャルリ・ミレー﹂を楽しむ”. 富山県美術館 (2014年3月31日). 2022年5月15日閲覧。
(二)^ abc“﹁一人ひとりが芸術家﹂ 特別支援学校生の作品展 富山”. 朝日新聞デジタル. (2021年1月31日). オリジナルの2021年1月31日時点におけるアーカイブ。 2022年5月15日閲覧。
(三)^ とやま観光ナビ ギャルリ・ミレー - とやま観光推進機構
(四)^ abcd“1年ぶり戻った 絵画2点を展示 富山のギャルリ・ミレー”. 北陸中日新聞Web. (2020年9月30日). オリジナルの2020年10月31日時点におけるアーカイブ。 2022年5月15日閲覧。
(五)^ “産業観光図鑑で富山PR富山県商工会議所連合会会長 高木繁雄さん︵語る ひと・まち・産業︶”. 日本経済新聞. (2017年8月9日) 2022年5月15日閲覧。
(六)^ ab“﹁街なか美術館﹂開館 富山市中央通りギャリル・ミレー にぎわい創出へ”. 北日本新聞. (2012年9月2日34面)
(七)^ abcd“Toyama Just Now No.574-2:世界的名画をまちなかで―美術館﹁ギャルリ・ミレー﹂オープン”. 富山県知事政策局広報課 (2012年9月26日). 2019年7月5日閲覧。