コリン・デイヴィス
コリン・デイヴィス Colin Davis | |
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コリン・デイヴィス | |
基本情報 | |
生誕 | 1927年9月25日 |
出身地 | イングランド、サリー州 |
死没 | 2013年4月14日(85歳没) |
学歴 | 王立音楽大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
担当楽器 | 指揮 |
活動期間 | 1950年代 - 2013年 |
レーベル | フィリップス、RCA |
サー・コリン・レックス・デイヴィス︵Sir Colin Rex Davis, CH CBE, 1927年9月25日 - 2013年4月14日︶は、イギリスの指揮者。
人物・来歴[編集]
イングランドのサリー州出身。生家が貧しく、ピアノを買うほどの金がなく、まず一番安い楽器のクラリネットから始める。王立音楽大学でさらにクラリネットを学ぶが、ピアノの演奏能力の欠如を理由に指揮法の履修は禁じられた。しかし同級生とカルマー管弦楽団︵the Kalmar Orchestra︶を結成し、しばしば指揮を執っていた。 1952年にロイヤル・フェスティバル・ホールに勤め、1950年代後半からBBCスコティッシュ交響楽団を指揮する。1959年に病身のオットー・クレンペラーの代理でモーツァルトのオペラ﹃ドン・ジョヴァンニ﹄を指揮して一躍名声を馳せる。翌年にはグラインドボーン音楽祭で、モーツァルトの﹃魔笛﹄を指揮してトーマス・ビーチャムの代役を果たした。 1960年代にサドラーズ・ウェルズ・オペラやロンドン交響楽団、BBC交響楽団を指揮する。1971年にゲオルク・ショルティの後任としてコヴェント・ガーデン王立歌劇場の首席指揮者に就任、1986年までそのポストを務める。マイケル・ティペットの擁護者として名を馳せ、﹃ノット・ガーデン﹄︵The Knot Garden, 1970年︶や︽The Ice Break ︾︵1977年︶、﹃時の仮面﹄︵The Mask of Time, 1984年︶を初演した。ボストン交響楽団の首席客演指揮者も務め、シベリウスの交響曲全集・管弦楽曲選集を録音した。1977年にはイギリス人指揮者として初めてバイロイト音楽祭に出演し、﹃タンホイザー﹄を指揮した。 1980年にナイトに叙される。その後は、バイエルン放送交響楽団首席指揮者、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団名誉指揮者などを歴任し、1995年に母国イギリスのロンドン交響楽団首席指揮者に就任した。得意とするレパートリーは、モーツァルト、ブリテンのオペラのほか、ベルリオーズの管弦楽曲やマーラー、シベリウスの交響曲などである。 2013年4月14日、病気のため死去した[1][2]。85歳没。家族・親族[編集]
息子に指揮者のジョゼフ・ウォルフがいる。脚注[編集]
注釈・出典[編集]
(一)^ “コリン・デイビス氏が死去 英指揮者”. 日本経済新聞. (2013年4月15日) 2013年4月15日閲覧。
(二)^ “訃報:コリン・デイビスさん85歳=英国の名指揮者”. 毎日新聞. (2013年4月15日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。 2013年4月15日閲覧。
参考文献[編集]
- Blyth, Alan. Colin Davis, Ian Allan, Shepperton, 1972
外部リンク[編集]
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