コロンボ・ライトレール
| コロンボ・ライトレール | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国 |
 スリランカ |
| 所在地 | 西部州コロンボ県 |
| 種類 | LRT |
| 開業 | 2025年予定[1] |
| 詳細情報 | |
コロンボ・ライトレール︵英語: Colombo Light Rail Transit System, シンハラ語: කොළඹ සැහැල්ලු දුම්රිය සංක්රමණ පද්ධතිය, タミル語: கொழும்பு இலகு ரக ரயில் கட்டமைப்பு︶は、スリランカのコロンボ大都市圏に計画されていたライトレール[2]。運用はスリランカ政府と民間の官民パートナーシップにより行われる計画であった[3]。
シリセーナ政権下の2019年7月より工事が開始されたが、同年11月に政権交代したゴーターバヤ・ラージャパクサ政権は、翌2020年9月に費用の問題から事業を撤回することを表明[4]。しかし2022年スリランカ反政府運動によりウィクラマシンハ政権が成立したのを受け、計画の再開が検討されている[5]。
路線[編集]
第一期の整備計画では、スリランカ最大のターミナル駅であるフォート駅を起点に、コロンボ市内を南東に横断、スリジャヤワルダナプラコッテ北部を抜けて、さらに東のITパークまでの総延長約15.7kmを結ぶ[6]。この区間は全て高架鉄道として建設される。第一期の計画に対しては、2019年に日本の国際協力機構 (JICA) より300億円の円借款が調印されている[7]。
関連項目[編集]
- スリランカの鉄道
- スリランカの交通
- コロンボ・モノレール - 過去に同路線で検討されたモノレール
参考文献[編集]
(一)^ “Light Rail Transit operations to commence in 2025”. www.dailynews.lk (2019年10月11日). 2019年10月12日閲覧。
(二)^ Western Region Megapolis Transport Master Plan: Final Report, November 2016. Ministry of Megapolis & Western Development. (November 2016) 2018年2月6日閲覧。
(三)^ Gunasekara, Skandha (2017年11月23日). “Light Rail project to kick off in December 2018”. Daily Financial Times. ft.lk 2018年2月6日閲覧。
(四)^ “スリランカ、日本支援の鉄道事業を撤回 中国意識か”. 日経新聞 (2020年9月25日). 2020年9月26日閲覧。
(五)^ “スリランカ 前政権が破棄した鉄道計画 復活に向け日本と協議へ”. NHK (2023年5月31日). 2023年6月21日閲覧。
(六)^ “スリランカ国コロンボ新総合都市公共交通システム導入計画準備調査”. JICA (2018年5月). 2020年2月16日閲覧。
(七)^ “スリランカ﹁コロンボ都市交通システム整備計画︵第一期︶”. ODA︵政府開発援助︶. 外務省 (2019年3月11日). 2020年2月16日閲覧。
外部リンク[編集]
- コロンボ・ライトレール公式サイト （英語）
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