セバスチャン・バック
セバスチャン・バック Sebastian Bach | |
---|---|
セバスチャン・バック (2012年3月1日) | |
基本情報 | |
出生名 | Sebastian Philip Bierk |
別名 | バズ |
生誕 |
1968年4月3日(56歳) バハマ グランド・バハマ島 フリーポート |
出身地 | カナダ オンタリオ州 ピーターボロ |
ジャンル |
ハードロック ヘヴィ・メタル グラムメタル プログレッシヴメタル カントリー |
職業 | 歌手、俳優 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1985年 - |
共同作業者 | スキッド・ロウ |
公式サイト | sebastianbach.com |
セバスチャン・バック(Sebastian Bach、1968年4月3日-) はバハマ生まれのソロのヘヴィメタルミュージシャンで、並行して俳優としても活動している。通称バズ。スキッド・ロウの初期ラインナップのヴォーカル。
声域は広く、掠れた声で歌い上げるシャウトから囁くような歌い方など、多彩な表現力を持つ。
身長193cmほどの長身に端正な顔立ちで、日本での人気も高く当初はヘヴィメタルシンガーとしてよりアイドル要素の強い傾向にあったが、現在はロックシンガーとして再認識されているようである。
キッスの大ファンとして知られ、1996年のキッス再結成ツアーの際、彼等のサポートを勤めるか否かでメンバーと揉め、壮絶な舌戦︵セバスチャンが一方的に捲くし立てた形でもある︶の末にスキッド・ロウを脱退した。
ジューダス・プリーストにも影響を受けていて、テレビの音楽番組にてDelivering the goodsをロブ・ハルフォードと共に披露した。
アクセル・ローズと親交があり、新生ガンズ・アンド・ローゼスのツアー中にアクセルの声が出なくなったときに、バックが自分のボイストレーナーを急遽紹介して無事乗り切ったというエピソードがある。また、ガンズ・アンド・ローゼスの2006年のツアーに帯同。うち20公演にゲスト参加して"My Michelle"などをデュエットしたり、イギリスでの公演中に声が出なくなったアクセルの代わりに、クライマックスの"Nightrain"や"Paradise City"を歌ったこともある。アクセルもセバスチャンのアルバム﹃Angel Down﹄の収録曲中3曲にゲスト参加した。
BURRN!誌に於いてコラム﹁FEEDBACH﹂を連載していた事もあった。
父親は画家のデイビット・バーク︵カナダの有名な画家︶。息子の所属するバンドのスキッド・ロウのセカンド・アルバム﹃SLAVE TO THE GRIND﹄及びセバスチャンのアルバム﹃Angel Down﹄のアートワークをデザインした。
妻マリアとの間に息子2人︵パリス︵ドラマーとして活動中︶、ロンドン︶娘1人︵セバスティアナ・2007年誕生︶を儲けたが2010年に離婚した。
2011年にハリケーン・アイリーンによりニュージャージー州ミドルタウンの自宅を失い、スーツケースに荷物を詰めて、知人の家を転々とする生活をしていた時期もあったが、2015年に再婚をして、現在はLAに在住している。
来歴[編集]
●バハマのフリーポートで生まれ、その後カナダに移住。幼少時は教会の聖歌隊で歌う。 ●セバスチャンはヒッピーだった父親が好きだったラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンから命名された。 ●両親は12歳のときに離婚している。 ●1981 オーディションでKID WIKKIDに参加 ●1986 MADAM Xに参加 ●1987 SKID ROWに加入 ●1989 1ST ALBUM﹃SKID ROW﹄リリース 初来日公演 ●1991 GUNS N' ROSESのオープニングアクトとして全米ツアー 2nd ALBUM ﹃SLAVE TO THE GRIND﹄リリース︵全米初登場1位︶ ●1995 3rd ALBUM ﹃SUBHUMAN RACE﹄リリース ●1996 SKID ROWを脱退、ソロ活動および新バンドTHE LAST HARD MENを始動 ●1998 ライヴ盤﹃BRING 'EM BACH ALIVE!﹄リリース ●1999 全米ツアー ●2000 ブロードウェイ・ミュージカルで活躍。﹃ロッキー・ホラー・ショウ﹄、﹃ジキル&ハイド﹄に出演 ●2001 カバーアルバム﹃BACH 2: BASICS﹄とTHE LAST HARD MENでのアルバムをリリース ●2002 自らのホスト番組﹁FOREVER WILD﹂OA開始︵全13回︶ DVD﹁FOREVER WILD﹂リリース ﹃ジーザス・クライスト・スーパースター﹄に出演︵2003途中降板︶ ●2003 シンガーを探していたVELVET REVOLVER︵GUNS N' ROSESのスラッシュとダフ・マッケイガンのバンド︶とスタジオ録音︵しかし加入には至らず、シンガーはスコット・ウェイランドに決まった。スラッシュ曰く﹁SKID ROSES﹂のようになってしまったから。︶ ●2004 ﹃ジキル&ハイド﹄再演 Gilmore Girls (CW TV)にロックミュージシャン役で出演︵~2007︶ FRAMESHIFTの2nd ALBUMに参加 ●2006 GUNS N' ROSESのニューヨークでの4公演に飛び入り ●2007 ﹃ANGEL DOWN﹄リリース "Back in the Saddle"(AEROSMITH)のカバーを聞いたジョーイ・クレイマー(AEROSMITH)から新バンド結成を打診されるも実現せず︶。 ●2008 ANGEL DOWNツアー 5月~6月 ヨーロッパツアー ●2009 カナダ公演 (w/BIG & RICH) 12月 ヨーロッパツアー (w/アリス・クーパー)。フィンランド公演にマイケル・モンロー(HANOI ROCKS)飛入り ●2010 1~2月 ヨーロッパ、カナダ、US、ロシア、南米ツアー (w/ GUNS N' ROSES) ●2011 ﹃KICKING & SCREAMING﹄リリース ●2012 LOUD PARK12で来日公演 HALESTORMのメンバーがステージに飛び入り参加。50分の持ち時間終了後、係員の制止を振り切り、アンコールを敢行。 ●2014 ﹃Give 'Em Hell﹄リリース来日公演[編集]
SKID ROW 1989年7月 1990年12月 COUNTDOWN LIVE (東京ドーム w/BON JOVI、CINDERELLA、THE QUIREBOYS) 1991年9月~10月 1992年9月~10月 1995年6月, 10月 ソロ名義 1998年8月 2006年7月 UDO MUSIC FESTIVAL 2007年6月 2012年10月27日 LOUD PARK 12︵さいたまスーパーアリーナ︶ディスコグラフィー[編集]
SKID ROW ●Skid Row (1989) ●Slave to the Grind (1991) ●B-Side Ourselves (1992) ●Subhuman Race (1995) ●Subhuman Beings on Tour (1998) ●40 Seasons: THE BEST OF SKID ROW (1998) ベスト盤 ●Hi-Five (2005) THE LAST HARD MEN ●Scream サウンドトラック (1996) ●The Last Hard Men (1997) FRAMESHIFT ●An Absense of Empathy (2005) ソロ ●ブリング・エム・バック・アライヴ! - Bring 'Em Bach Alive! (1999) ●Bach 2: Basics (2001) ●Finding My Way (2007) ●エンジェル・ダウン - Angel Down (2007) ●キッキング・アンド・スクリーミング - Kicking & Screaming (2011) ●ギヴ・エム・ヘル - Give 'Em Hell (2014) ゲスト参加
●Dr. Feelgood: モトリー・クルー (1989)
●Believe in Me: ダフ・マッケイガン (1993)
●Working Man: A Tribute to Rush ﹁Working Man﹂,﹁Jacob's Ladder﹂ (1996)
●Slave to the Power: The Iron Maiden Tribute ﹁Children of The Damned﹂ (2000)
●Chinese Democracy: ガンズ・アンド・ローゼズ ﹁Sorry﹂ (2008)
●SIAM SHADE TRIBUTE: SIAM SHADE ﹁Don't tell lies﹂ (2010)