テーブルゲーム
テーブルゲームは、プレイヤーが実際にテーブルを囲んで行うタイプのゲームの総称。狭義のボードゲームおよびカードゲームなどを含む。
コンピュータゲームに対して、実際の人間が行うゲームを指してこの語を用いる場合もあり、これらのテーブルゲームをコンピューターゲーム上で表現したものの総称を︵コンピューターゲームの一分類として︶指す場合もある。その際、TBLという略表記も用いられる。
アナログゲームと呼ばれることもあるが、こちらはテーブルゲームよりも更に広義である。
形式による分類[編集]
厳密な分類ではなく、これらの境界にあたるゲームも多数存在するが、便宜的によく使われる分類である。 ●ボードゲーム - ボード︵盤︶とコマ︵駒︶を主体とするゲーム。囲碁、将棋、オセロ、チェス、バックギャモン、双六など。 ●カードゲーム - カードを主体とするゲーム。トランプ、花札、UNOなど。 ●タイルゲーム - タイル︵牌︶を使うゲーム。本質的にはカードゲームと同じである。麻雀、ドミノなど。 ●ダイスゲーム - サイコロを主体とするゲーム。ちんちろりん、丁半、ブラフ、スゴロクなど。 ●立体ゲーム - 特定の形状をしたギミックが主体となるゲーム。ジェンガ、黒ひげ危機一発など。テーマによる分類[編集]
﹁アブストラクトゲーム﹂を除き、ゲームで再現しようとするテーマは多岐に渡る。以下に主なものを挙げる。 ●スポーツゲーム - 野球、サッカーなどのスポーツをテーマにしたゲーム。野球盤など。 ●経済ゲーム - 会社経営などをテーマとし、ゲーム内でお金を稼ぐことを目的としたゲーム。モノポリー、人生ゲームなど。 ●戦争ゲーム ●SFゲーム ●ファンタジーゲーム ●鉄道ゲーム ●その他 - 探検、推理、建設、おとぎ話、などいろいろなテーマがありうる。 ●アブストラクトゲーム - 具体的なテーマは無く、抽象性の高いゲーム。内容による分類[編集]
その他、ゲームシステムや内容により、よく使われるジャンル名である。下記のそれぞれが対等に並列されるわけではない。
●シミュレーションゲーム - 戦争などの状況を出来るだけ現実的に再現した上で勝敗を競うか、あるいは再現そのものを楽しむゲーム。
●ロールプレイングゲーム︵テーブルトーク・ロールプレイングゲーム︶ - 何らかの役目を課せられた仮想人物を操演し、司会・審判役を交えて対話によって進行するゲーム。ダンジョンズ&ドラゴンズなど。
●ギャンブルゲーム - 偶然性を含み、賭けの要素の強いゲーム。ルーレットなど。
●トレーディングカードゲーム - プレイヤーがそれぞれにカードを集め、集めたカードを使って対戦する形式のカードゲーム。