ネアムツ県
 紋章  ネアムツ県の位置 | |
| 地域 | 北東地域 |
|---|---|
| 歴史的な地域 | モルダヴィア、一部はトランシルヴァニア |
| 県都 | ピアトラ・ネアムツ |
| 面積 | 5,896km² |
| 人口 | 570,367人（2004年）[1] |
| 人口密度 | 96.7人/km² |
| ISO 3166-2 | RO-NT |
ネアムツ県︵ネアムツけん、Judeţul Neamţ︶は、ルーマニア・モルダヴィア地方の県。県都はピアトラ・ネアムツ。
人口は約57万人。民族構成は、ルーマニア人が98.66%、マジャル人が0.05%、ロマ人が1.08%、リポヴァン人が0.07%[2]。
ビカズ渓谷
地理[編集]
東はヤシ県とヴァスルイ県、西はハルギタ県、北はスチャヴァ県、南はバカウ県に接する。 県の西部は東カルパティア山脈に属する山地で、標高1907メートルのオコラシュル・マーレ峰と1904メートルのトアカ峰を持つチャフラウ山塊︵en:Ceahlău Massif︶がある。また、ビカズ川に沿って美しいビカズ渓谷がある。1950年代にビストリツァ川にビカズダムが建設され、ルーマニアで最大の人造湖イズヴォルル・ムンテルイ湖︵Izvorul Muntelui＝山の泉、ビカズ湖とも呼ばれる︶が形成された。県の東部はシレト川に沿った標高の低い地域である。
経済[編集]
県内の主要産業には以下のものがある。 ●化学工業 ●機械部品製造 ●織物産業 ●食品製造 ●建設資材製造 ビカズダムによって作られたイズヴォルル・ムンテルイ湖︵ビカズ湖︶の水は、ビカズ＝ステジャル水力発電所で発電に使われている。行政区画[編集]
県は2つの都市、3つの町、78の小自治体からなる。主な都市[編集]
●ピアトラ・ネアムツ︵約10万5千人︶ ●ロマン︵約7万人︶ネアムツ県出身の著名人[編集]
- セルジュ・チェリビダッケ - 指揮者
- イオン・クリャンガ - 作家
- コンスタンティン・ゲオルギウ - 作家
註[編集]
- ^ 国家統計局 Populatie
- ^ 国家統計局 Populaţia după etnie Archived 2009年8月16日, at the Wayback Machine.
