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パティオさくらは、富山県富山市の富山駅南口左正面に立地する、ホテル、マンション、専門学校の3棟で構成されるビルである[2]。
富山市桜町一丁目4番地区第一種市街地再開発事業により[1]、シネマ食堂街跡地の[2]3,350.85 m2[1]の三角地に、各辺に沿う形で3棟︵延床面積23,000 m2︶を建設することとなり、2017年4月に富山大原簿記公務員専門学校が先行して授業を開始し、コンビニエンスストア︵ファミリーマート富山駅前店︶と理容店︵水原理容店︶が営業を開始した[2][3]、2018年4月27日に飲食を中心としたホテルと店舗が営業を開始し、グランドオープンした[3]。ホテル棟とマンション棟が地上18階で高さが約60 m、専門学校棟は地上6階建てで、3棟に囲まれた中央スペースは屋根付き広場となり、イベント等に使用が可能であるほか、広場を通って各棟を行き来出来る[2]。外壁アートは、南砺市出身の漫画家・森みちこが描いている[3]。
名称の﹁パティオ﹂は、スペイン語で中庭を意味する。中央の広場が中庭をイメージすることや、住所︵桜町︶に因んで﹁パティオさくら﹂に決定された[2]。
建物諸データ[編集]
個別に出典が提示されていないものの出典→[1]
●建築主 - 桜町一丁目4番地区市街地再開発組合
●設計 - RIA・押田共同企業体
●施工 - 前田建設工業・タカノ建設・寺崎工業共同企業体
●用途 - 共同住宅︵75戸︶、各種学校、ホテル︵313室︶、飲食店、物販店舗、駐車場
●敷地面積 - 3,350.85 m2
●建築面積 - 2,593.97 m2
●延床面積 - 23,131.42 m2
●構造 - 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
●基礎工法 - 杭基礎︵現場造成杭/アースドリル工法︶
●階数 - 地上18階、地下0階︵ホテル棟およびマンション棟︶、地上6階、地下0階︵専門学校棟︶[2]
●高さ - 60.00 m︵軒高59.35 m︶
●着工 - 2015年10月︵起工式‥2016年3月︶
●竣工 - 2018年4月︵竣工式‥2018年4月24日︶
各棟概要[編集]
ホテル棟
●東横INN富山駅新幹線口2︵客室数313室[1]︶
マンション棟
●レーベン富山桜町︵売主はタカラレーベン、総戸数75戸、2018年6月に入居開始︶[4]
専門学校棟
●富山大原簿記公務員専門学校
この他、コンビニや飲食店など十数軒がテナントとして入居している。
関連項目[編集]