マツバイ
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マツバイ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() マツバイ Eleocharis acicularis | ||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Eleocharis acicularis (L.) Roem. et Schult. var. Longiseta Svenson |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/81/424_Scirpus_acicularis%2C_Scirpus_palustris.jpg/220px-424_Scirpus_acicularis%2C_Scirpus_palustris.jpg)
マツバイは、ごく小型のカヤツリグサ科の植物である。水田によく生え、芝生のような群落を作る。
稲作においては代表的な雑草とされる。
特徴[編集]
マツバイ(Eleocharis acicularis (L.) Roem. et Schult. var. Longiseta Svenson)は、単子葉植物カヤツリグサ科ハリイ属の植物である。背丈は短く、せいぜい10cm、普通は3cm位。 細い糸状の匍匐枝を伸ばし、やや間を置いて花茎を出す。花茎は束になって生じ、全体としては密集した群落を作る。花茎は細くて糸状で柔らかく、濃緑色。葉は基部に膜状の葉鞘としてのみ残る。 小穂は花茎の先端に単独で生じ、狭卵形で長さ2-4mm、少数の花を含む。鱗片の一部は赤っぽく色づく。果実は長さ1mm、狭卵形で三陵形。果実の回りに刺針が2-4本あり、果実より長い。 名前は松葉藺で、細く尖った姿を松葉に見立てたもの。生育環境[編集]
湿地や池の周辺、川岸など湿った地面に生育する。ごく背が低いので、開けた場所に生える。半ば水に浸かっていることもよくある。特に水田にはよく出現し、場合によっては一面に生えて芝生のようになる。-
生えている様子
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一面に地表を覆う様
分布[編集]
北海道から琉球列島まで分布し、国外では朝鮮、中国、シベリア東部に分布する。基本変種のチシママツバイ var. acicularisは北半球の温帯から暖帯に広く分布し、日本でもまれに見つかる。