ロビンフットの夢
ロビンフットの夢 | |
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一つのシーン | |
監督 | 金森万象 |
脚本 | 金森万象 |
製作総指揮 | 牧野省三 |
出演者 |
高木新平 マキノ輝子 |
撮影 | 田中重太郎 |
製作会社 | 東亜キネマ等持院撮影所 |
配給 | 東亜キネマ |
公開 | 1924年10月17日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
﹃ロビンフットの夢﹄︵ロビンフットのゆめ︶は、1924年︵大正13年︶製作・公開、金森万象監督による日本の劇映画である。﹁ロビンフッド﹂は誤り。サイレント映画、剣戟映画である。
略歴・概要[編集]
1922年︵大正11年︶、アメリカ合衆国のユナイテッド・アーティスツが、アラン・ドワン監督、ダグラス・フェアバンクス主演のサイレント映画﹃ロビン・フッド﹄Robin Hood にインスパイアされた、東亜キネマ等持院撮影所所長の牧野省三指揮のもと、1924年︵大正13年︶、金森万象が脚本を執筆・監督したのが、本作﹃ロビンフットの夢﹄である。 同撮影所では同年、フレッド・ニブロ監督、フェアバンクス主演の﹃奇傑ゾロ﹄を下敷きに、﹃快傑鷹﹄が製作されている[1]。どちらも主演は高木新平である。撮影は、﹃快傑鷹﹄に田中重次郎としてクレジットされている田中十三が、田中重太郎としてクレジットされている[2]。 舞台は当時の﹁現代﹂に置き換えられてあるが、フェアバンクスが演じたロビン・フッド︵本作では加藤良三 / ロビンフット︶を高木新平、エニッド・ベネットが演じたメイドのマリアン︵艶子 / マリアン姫︶をマキノ輝子、ウォーレス・ビアリーが演じたリチャード1世︵中山平七 / リチャード王︶を中根龍太郎、サム・ド・グラッスが演じたジョン王子︵不良青年 / ズヨン大公︶を牧実、ウィラード・ルイスが演じたタック神父︵近所の腕白小僧 / タツカ坊主︶がそれぞれ演じている[3]。スタッフ・作品データ[編集]
- 製作 : 東亜キネマ等持院撮影所
- 上映時間 : (4巻)
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - サイレント映画
- 初回興行 : 神田・東洋キネマ
キャスト[編集]
- 高木新平 - 活動ファン加藤良三(ロビンフット)
- マキノ輝子 - 恋せる乙女艶子(マリアン姫、en:Maid Marian)
- 中根龍太郎 - その父中山平七(リチャード王)
- 牧実 - 不良青年(ズヨン大公)
- 井上潔 - 近所の腕白小僧(タツカ坊主、en:Friar Tuck)
関連事項[編集]
註[編集]
外部リンク[編集]
- ロビンフットの夢 - 日本映画データベース
- Robin Hood no yume - IMDb(英語)