ロンドン・ケーブルカー

IFS・クラウド・ケーブルカー
	試験運行中のロンドン・ケーブルカー（2012年5月24日撮影）;
基本情報
国	イギリス
所在地	ロンドン
種類	ロープウェイ
起点	グリニッジ・ペニンシュラ（西）
終点	ロイヤル・ドックス（東）
駅数	2駅
1日利用者数	3,570人
開業	2012年6月28日
所有者	ロンドン交通局
運営者	IFS AB
路線諸元
路線距離	1 km
最高速度	6 m/s
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ロンドン・ケーブルカー︵London cable car︶は、イギリス・ロンドンのテムズ川にかかる都市索道。イギリス英語では cable car という言葉で、索道を指すこともある。

概要[編集]

2010年、ロンドン交通局は2012年夏季オリンピックの開催に合わせる形でグリニッジとドックランズを結ぶロープウェイを計画。建設に当たってはアラブ首長国連邦のドバイに本社を置くエミレーツ航空が命名権を取得。エミレーツ・エア・ライン︵Emirates Air Line︶と命名され、2012年6月28日に開業した^[3]^[4]^[5]^[6]^[7]。ロイヤル・ドックスとグリニッジ・ペニンシュラの間を片道5分で結んでいる。最高地点は地上90mに達する。 2022年6月28日、エミレーツ航空とのスポンサー契約が終了。同年10月、新たにIFS ABがスポンサーとなり命名権を獲得、名称がIFS・クラウド・ケーブルカー︵IFS Cloud Cable Car︶に変更された^[8]^[9]。

乗車料金[編集]

いずれも片道の料金を示す。このほか、1年間有効で10回利用可能な回数券が用意されている。開業からしばらくはオイスターカードまたはトラベルカードを提示すると1ポンド引きの割引料金で利用可能だったが、2023年3月以降は適用外となった^[10]。

	通常^[11]	回数券利用
大人	6.00ポンド	17.00ポンド
子供	3.00ポンド	なし

脚注[編集]

(一)^ ロンドン交通局. “Corporate : Modes of Transport : Emirates Air Line : Passenger journeys : Week ending 18 May 2013”. ロンドン交通局. 2013年12月21日閲覧。 (二)^ Booth, Robert (2012年6月28日). “London cable car offers investor's-eye view of the Thames”. ガーディアン (ロンドン) 2012年11月17日閲覧。 (三)^ “Emirates sponsors Thames cable car”. BBCニュース. (2011年10月7日) 2011年10月7日閲覧。 (四)^ “Thames cable car linking O2 arena and Excel approved”. BBCニュース. (2011年3月18日) 2011年3月18日閲覧。 (五)^ “London's new cable car tested ahead of summer opening”. BBCニュース. (2012年5月15日) 2012年5月15日閲覧。 (六)^ “Thames cable car opens for passengers on 28 June”. BBCニュース. (2012年6月18日) 2012年6月18日閲覧。 (七)^ “Thames cable car opens for passengers”. BBCニュース. (2012年6月28日) 2012年6月28日閲覧。 (八)^ “Take the Drain, the Misery Line, then the Viking Line”. Londonist (2016年3月14日). 2022年10月28日閲覧。 (九)^ Heathcote, Edwin (2019年4月5日). “Planting the Tulip turns London into a theme park”. Financial Times (十)^ “Removal of the Oyster and contactless discount from cable car”. ロンドン交通局 (2023年2月23日). 2024年1月11日閲覧。 (11)^ “IFS Cloud Cable Car fares”. ロンドン交通局 (2023年3月1日). 2024年1月11日閲覧。

外部リンク[編集]

ロンドン交通局内の紹介ページ

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