三人の妻への手紙
三人の妻への手紙 | |
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A Letter to Three Wives | |
監督 | ジョセフ・L・マンキーウィッツ |
脚本 |
ジョセフ・L・マンキーウィッツ ヴェラ・キャスパリー |
製作 | ソル・C・シーゲル |
出演者 |
ジーン・クレイン リンダ・ダーネル アン・サザーン カーク・ダグラス |
音楽 | アルフレッド・ニューマン |
撮影 | アーサー・C・ミラー |
編集 | J・ワトソン・ウェッブJr |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1949年1月20日 1950年5月9日 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
﹃三人の妻への手紙﹄︵A Letter to Three Wives︶は、1949年のアメリカ映画。
作品概要[編集]
コスモポリタン誌に掲載されたジョン・クレンプナー原作の﹃五人の妻への手紙﹄を映画化したもの。ストーリー[編集]
話の舞台はニューヨーク近郊のベッドタウン。今日は5月の第2土曜日、子供の為のボランティア活動として子供達とピクニックに出かけようと遊覧船に乗船する直前に三人の妻達‥デボラ︵ジーン・クレイン︶、ローラ︵リンダ・ダーネル︶、リタ︵アン・サザーン︶の元に街でうわさの美女アディ︵セレステ・ホルム、※声のみ︶からの﹁拝啓、親愛なる三人の皆様へ。<中略>あなた方のご主人︵ジョージ‥カーク・ダグラス、ポーター‥ポール・ダグラス、ブラッド‥ジェフリー・リン︶の内の一人と駆け落ちします。﹂と女文字で書かれた手紙が届けられる。内容に動揺し、真相を確かめたかった彼女らだが、遊覧船は船着場を離れていってしまう。 三人の妻達はそれぞれ最近の夫婦関係を思い起こして、アディと駆け落ちするのは自分の夫ではないか、と思い当たるエピソードがあり、それぞれにエピソードを詳しく回想し始める・・・。主な出演者[編集]
●デボラ・ビショップ: ジーン・クレイン︵池田昌子︶ ●ローラ・メイ・ホリングスウェイ: リンダ・ダーネル︵翠準子︶ ●リタ・フィップス: アン・サザーン︵寺島信子︶ ●ジョージ・フィップス︵リタの夫︶: カーク・ダグラス︵宮部昭夫︶ ●ポーター・ホリングスウェイ︵ローラの夫︶: ポール・ダグラス︵島宇志夫︶ ●ブラッド・ビショップ︵デボラの夫︶: ジェフリー・リン︵家弓家正︶ ●セイディ・デュガン︵フィップス家の家政婦︶: セルマ・リッター ●アディ・ロス︵噂の美女︶: セレステ・ホルム ※声のみ出演 ※括弧内は日本語吹替︵初回放送1972年2月13日﹃日曜洋画劇場﹄︶エピソード[編集]
- 原作は『五人の妻への手紙』であるが、映画では三人の妻だけの話に変更された。
- 1985年に同名のテレビ映画としてリメイクされた。
- 『ザ・シンプソンズ』シーズン21の第21話「駆け落ちするのは誰?:Moe Letter Blues」は、男女を交換した本作のパロディ・エピソードとして作られている。
受賞[編集]
- 第22回(1949年)アカデミー賞