三田りょう
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三田 りょう︵みた りょう︶は、株式会社ファインステージ所属、レコード会社は株式会社テイチクエンタテインメントの演歌歌手。東京都あきる野市出身。
趣味はマラソン、山登り、ジム通いなどで体を動かすことを好んでいる。マラソンは、1992年と1996年にアメリカのボストンマラソンに出場して完走したほか、青梅マラソン・札幌マラソンなど数多くの大会でも完走している。また、1991年︵平成3年︶には青梅マラソンのイメージソング﹁春呼ぶ祭典﹂を唄っている。
出身大学は城西大学経済学部で、在学時は応援部に所属し、電車の中で歌うという訓練をするなどして歌うことに自信を持ち、歌手を目指した[1]。
来歴・人物[編集]
1984年︵昭和59年︶第1回日本アマチュア歌謡祭に関東地区代表として出場し、優秀歌唱賞を受賞。作曲家の弦哲也のもとでレッスンを重ねた。 1987年︵昭和62年︶にキングレコードから﹁瀬川きよし﹂の芸名で﹁新潟慕情﹂でデビューした。 2000年︵平成12年︶9月に﹁哀愁フェリー﹂をリリースし、日本有線大賞有線音楽賞を受賞する。 2001年︵平成13年︶フェリーを乗り継いで﹁たったひとりの哀愁フェリーキャンペーン﹂90泊91日の日本一周をした。 2006年︵平成18年︶6月に発売の﹁佐渡航路﹂で2回目の日本有線大賞有線音楽賞を受賞する。 2008年︵平成20年︶9月に悪性リンパ腫を発症。 2010年︵平成22年︶4月に恩師の弦哲也作曲﹁心のみちづれ﹂で復帰。復帰後は悪性リンパ腫の啓蒙の﹁ライムグリーンリボン﹂支援活動を続ける。 2013年︵平成25年︶8月に﹃キルギス共和国22周年独立記念コンサート﹄で観客約5万人を前に新曲﹃風の旅人﹄を発表。大歓声を浴びた。後にこのコンサートの動画がYouTubeで再生100万回を超え、演歌・歌謡曲のジャンルでは異例の事と話題になる。さらに現地の情報文化大臣からコンサート出演の感謝状が贈られた。滞在中にはメディアに多数出演し、﹁日本のゴールデンボイス三田りょう﹂と紹介され新聞は一面を飾った。 2014年︵平成26年︶7月にテレビ東京系列のバラエティ番組﹃ありえへん∞世界﹄で、キルギスでの演歌ブーム火付け役として紹介された。8月に﹃キルギス共和国23周年独立記念コンサート﹄にゲスト出演し、キルギス大統領の前で﹃風の旅人﹄を披露。さらに会場に集まった観客5万人からも大歓声を浴びた。6日間の短い滞在期間中に出演したメディアの数は10本を超え、三田りょうのために記者会見も行われるという歓迎ぶりだった。 2015年︵平成27年︶1月にTBS系列﹁世界進出バラエティ!メイドインジャパン 日本に誇りもてるSP!﹂で、ブルガリアでも﹃風の旅人﹄が大流行していると紹介された。4月にTBS系列﹁世界の日本人妻は見た! ﹂でキルギスが特集され、現地で大人気の演歌歌手として紹介された。8月に﹃キルギス共和国24周年独立記念コンサート﹄にゲスト出演し、キルギス過去最大級の規模であるコンサート会場に集まった7万人に﹃風の旅人 キルギス語ver.﹄を披露した。滞在期間中には昨年と同様で多数のメディア出演に加え﹁三田りょうと行くキルギスツアー﹂や﹁三田りょう主催コンサート﹂を行った[2] 。9月にアメリカロサンゼルスで行われた﹃ジャパンフィルムフェスティバルロサンゼルス2015﹄に2014年から制作していた﹃風の旅人アニメ﹄を出品したところ﹃審査員特別賞﹄を受賞した[3]。 2016年︵平成28年︶8月﹃キルギス共和国25周年独立記念コンサート﹄にゲスト出演。今回の滞在中に世界最大の遊牧民のオリンピックである﹃World Nomad games﹄に、日本代表としてゲスト出演を果たした。この催し世界中のテレビ局で放送された。 2018年︵平成30年︶11月、東京都羽村市とキルギス共和国との友好親善ボランティア大使就任する。 2019年6月キルギス.日本ビジネス協議会名誉顧問委嘱。 2021年6月(令和3年)、長年に渡りキルギス共和国との各方面に渡る交流、尽力してきた事により、アラバエフ・キルギス共和国国立大学より﹁名誉教授称号﹂を賜りました。 アラバエフ・キルギス共和国国立大学においては、3回ほどコンサートを行い、学生達との交流もありました。 2013年からキルギス共和国の独立記念コンサートに毎年参加して首都のビシュケクの他、第二の都市オシュやカントでも歌を披露しキルギス訪問は2019年までに11回を数える。 2021年9月28日、羽村市とキルギス共和国とのホストタウン交流の推進に貢献したことにより、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、表彰を受ける。 2021年10月31日、羽村市とキルギス共和国友好親善ボランティア大使として、スポーツや文化芸術活動を通じての交流に貢献したことにより、羽村市より表彰を受ける。ディスコグラフィ[編集]
シングル[編集]
(一)新潟慕情︵1987年4月、瀬川きよし名義︶ (二)霞川慕情︵瀬川きよし名義︶ ●カップリング‥今井音頭 (三)浜酒場︵1988年9月︶ ●カップリング‥ブルーレイン長崎 (四)春よぶ祭典︵1991年︶ ●第25回記念大会 青梅報知マラソン イメージソング (五)冬もみじ︵1992年7月︶ ●カップリング‥大阪慕情 (六)香水︵1995年2月︶ ●カップリング‥男なら荒野を走れ (七)蛇使座の女︵1997年5月、櫂聖人名義︶ ●カップリング‥愛だから (八)哀愁フェリー︵2000年9月︶ ●第33回日本有線大賞有線音楽賞受賞曲 ●カップリング‥燃えて宿場町 (九)めぐり逢い︵2003年6月︶ ●カップリング‥夢航路 (十)この歌をあの人に︵2004年11月︶ ●カップリング‥明日へ (11)佐渡航路︵2006年6月︶ ●第39回日本有線大賞有線音楽賞受賞曲 ●カップリング‥おまえの長崎 (12)舞鶴港︵2008年2月︶ ●カップリング‥オホーツク挽歌 (13)心のみちづれ︵2010年4月︶ ●カップリング‥旅愁酒 (14)時よ…急がずに︵2012年1月︶ ●カップリング‥伊集の花咲く頃 (15)高杉晋作の歌〜ああ青春騎兵隊〜︵2013年4月︶ ●ファンクラブ限定版︵限定2,000部︶ ●カップリング‥ジョン万次郎の歌〜忘れはしない肝心〜 (16)風の旅人︵2013年9月︶ ●カップリング‥船出の時 (17)天道虫︵2016年10月︶ ●カップリング‥風の旅人︵ユーラシアアレンジ Ver.︶ (18)天山遥かに︵2021年6月16日︶ ●カップリング‥空港物語アルバム[編集]
(一)哀愁フェリーから︵2007年1月︶ (一)哀愁フェリー︵ニューバージョン︶ (二)佐渡航路 (三)おまえの長崎 (四)めぐり逢い (五)島のハイビスカス (六)夢航路 (七)この歌をあの人に… (八)濡れて名古屋 (九)逢う時はいつも他人︵デュエット‥三原じゅん子︶ (十)舞鶴港 (11)明日へ (12)関釜フェリー (13)オホーツク挽歌 (14)哀愁フェリー︵ニューバージョン︶︵オリジナル・カラオケ︶ (15)島のハイビスカス︵オリジナル・カラオケ︶ (16)濡れて名古屋︵オリジナル・カラオケ︶ (17)逢う時はいつも他人︵オリジナル・カラオケ︶ベストアルバム[編集]
(一)三田りょうベストアルバム︵2020年10月︶ (一)風の旅人 (二)天道虫︵てんとうむし︶ (三)舞鶴港 (四)哀愁フェリー (五)燃えて宿場町 (六)旅愁酒 (七)心のみちづれ (八)高杉晋作の歌〜ああ青春奇兵隊〜 (九)伊集︵いじゅ︶の花咲く頃 (十)明日へ︵あしたへ︶ (11)ジョン万次郎の歌〜忘れはしない肝心︵ちむぐくる︶〜 (12)気がつけばそこに友がいる (13)時よ…急がずに (14)あの青春の歌を…もう一度参加作品[編集]
●﹁草原の鍵﹂︵2015年11月︶グルム ●﹁草原の鍵 Duet with リョウ﹂出演[編集]
レギュラー番組 ●琉球放送︵RBCiラジオ︶ 三田りょうのRUNRUNタイム ●Team J Station ●多摩ケーブルネットワーク 三田りょうのラララで行こう! 国内での番組出演- 2000年12月15日 TBS系列「第33回日本有線大賞」
- 2006年12月16日 TBS系列「第39回日本有線大賞」
- 2014年7月22日 テレビ東京系列「ありえへん∞世界」
- 2015年1月07日 TBS系列「世界進出バラエティ!メイドインジャパン 日本に誇りもてるSP!」
- 2015年4月21日 TBS系列「世界の日本人妻は見た!」
脚注[編集]
(一)^ “こぶしdeねっと/三田りょう”. 2015年9月17日閲覧。
(二)^ “三田りょうOfficial website”. 2015年9月17日閲覧。
(三)^ “三田りょう、ロスの映画祭で審査員特別賞﹁音楽やアニメには国境がない﹂”. サンケイスポーツ. 2015年10月15日閲覧。