井筒俊司
井筒 俊司 | |
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生誕 |
1964年3月26日(60歳) 日本 千葉県 |
所属組織 | 航空自衛隊 |
軍歴 | 1986年 - 2023年 |
最終階級 | 航空幕僚長たる空将 |
出身校 |
防衛大学校(30期) ハーバード大学ケネディ・スクール |
除隊後 | 株式会社アストロスケール副社長 |
井筒 俊司︵いづつ しゅんじ、1964年︵昭和39年︶3月26日 - ︶は、日本の航空自衛官。第36代航空幕僚長。千葉県出身。
第3種夏服を着用した井筒空幕長
レジオンドヌール勲章オフィシエを受章した井筒空幕長
井筒空幕長とドイツ空軍総監インゴ・ゲルハルツ中将
1986年︵昭和61年︶3月、防衛大学校︵第30期︶を卒業後、航空自衛隊に入隊。主にF-4EJファントムやF-15Jイーグル戦闘機のパイロット[1]として前線で活躍後、内閣官房に出向し、ハーバード大学公共行政修士課程を修了[2]。第6航空団司令、西部航空方面隊司令官、航空総隊司令官等の要職を歴任し、2020年︵令和2年︶8月7日の閣議において、8月25日付をもって第36代航空幕僚長に任命する旨の人事が了承・発令された[3][4]。2023年︵令和5年︶3月30日に退職[5]。
略歴[編集]
年譜[編集]
●1986年︵昭和61年︶3月‥防衛大学校卒業︵第30期︶、航空自衛隊に入隊 ●2000年︵平成12年︶7月‥2等空佐 ●2002年︵平成14年︶8月‥航空幕僚監部防衛部防衛課勤務 ●2005年︵平成17年︶ ●1月1日‥1等空佐 ●9月‥航空自衛隊幹部学校付︵入所‥防衛研究所一般課程︶ ●2006年︵平成18年︶ ●7月‥航空幕僚監部防衛部防衛課勤務 ●12月‥航空幕僚監部防衛部防衛課防衛班長 ●2008年︵平成20年︶8月1日‥第7航空団飛行群司令 ●2009年︵平成21年︶7月21日‥航空幕僚監部人事教育部補任課長 ●2011年︵平成23年︶8月5日‥空将補昇任、第6航空団司令 兼 小松基地司令 ●2012年︵平成24年︶7月26日‥南西航空混成団副司令 ●2014年︵平成26年︶8月5日‥防衛監察本部監察官 ●2016年︵平成28年︶7月1日‥航空幕僚監部人事教育部長 ●2017年︵平成29年︶8月8日‥空将昇任、西部航空方面隊司令官 ●2019年︵令和元年︶8月23日‥第48代 航空総隊司令官に就任 ●2020年︵令和2年︶8月25日‥第36代 航空幕僚長に就任 ●2022年︵令和4年︶5月25日‥フランス政府よりレジオンドヌール勲章オフィシエを受章[6]。 ●2023年︵令和5年︶ ●3月24日‥入間基地で航空自衛官として最後の飛行訓練を実施した。1987年1月から約36年間にわたる搭乗時間は2,763時間であった[1]。 ●3月30日‥退職 ●4月15日‥株式会社アストロスケール社長室付副社長に就任[7]。栄典[編集]
レジオンドヌール勲章オフィシエ - 2022年︵令和4年︶5月25日[6]脚注[編集]
(一)^ ab防衛省 航空自衛隊 [@JASDF_PAO] (2023年3月24日). "3月24日(金) 井筒空幕長は、入間基地で航空自衛官として最後の飛行訓練を行いました。". X︵旧Twitter︶より2023年3月28日閲覧。
(二)^ “上司の指示が少ない組織ほど柔軟な判断ができる理由”. 日経ビジネス. (2021年12月24日) 2022年4月21日閲覧。
(三)^ “空幕長に井筒氏”. 日本経済新聞. (2020年8月7日) 2020年8月7日閲覧。
(四)^ 防衛省発令︵将人事︶︵2020年8月25日付︶
(五)^ 防衛省発令︵将人事︶︵2023年3月30日付︶
(六)^ ab防衛省 航空自衛隊 [@JASDF_PAO] (2022年5月26日). "5月25日(水)、駐日フランス大使公邸において勲章伝達式が行われ、井筒空幕長がレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章しました。". X︵旧Twitter︶より2022年5月26日閲覧。
(七)^ 自衛隊法第65条の11第5項の規定に基づく自衛隊員の再就職状況の報告︵令和5年4月1日~同年6月30日分︶ (PDF)
出典[編集]
- 2018年度版 防衛年鑑(防衛年鑑刊行会)
外部リンク[編集]
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