今里 (花街)
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今里︵いまざと︶または今里新地︵いまざとしんち︶は、かつて大阪市生野区新今里に存在した花街。
沿革[編集]
今里新地は1930年︵昭和5年︶12月、大軌今里駅周辺の土地を開墾した上で﹁芸妓居住指定地﹂として開設され、大阪市内の芸妓や業者らが移住して営業開始した[1]。 しかし、第二次世界大戦後は赤線に移行し、松島や飛田に次ぐ売春地帯となり、1958年︵昭和33年︶の売春防止法施行により、遊廓としての今里新地は終焉した[1]。現在も﹁料亭﹂の鑑札を掲げて営業している店舗があるが、近年は韓国系の住人や業者が進出して朝鮮料理店が増えはじめ、コリア・タウン化している。脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『今里新地十年史』今里新地組合 1940年
- 『日本花街志 第一巻』加藤藤吉、四季社 1956年
- 『近代庶民生活誌 13 色街・遊廓I』南博、林喜代弘 編 三一書房 1991年