伊東一夫
伊東 一夫︵いとう かずお、1914年11月3日[1][2] - 2004年9月17日[2][3]︶は、日本近代文学研究者。主として島崎藤村や島木赤彦を研究し、島崎藤村学会会長、同名誉会長、島木赤彦研究会長を務めた[2]。
長野県諏訪郡下諏訪町生まれ。長野県立諏訪中学校︵現・長野県諏訪清陵高等学校︶を経て[2]、1940年、東洋大学文学部国文学科卒業[2]、東洋大学文学部研究科に入学する[2]。1941年、同文学部研究科を退学し、東洋大学文学部副手、冨山房の事務手伝い、日本文化協会研究員、旧制松本高等女学校︵現・長野県松本蟻ヶ崎高等学校︶教諭を兼職する[2]。1945年、長野県立諏訪中学校に転任[2]。1956年、東洋大学文学部専任講師[2]、1959年助教授[2]、1969年教授[2]。1962年﹁島崎藤村の人と文学における諸問題﹂で文学博士[2]。1985年、定年退任、名誉教授、江戸川女子短期大学教授。1995年、同短期大学を退職した。