吉田和明
吉田 和明︵よしだかずあき、1954年 - 2019年1月23日︶は、日本の評論家。千葉県館山市出身。法政大学経済学部経済学科卒業、東京工業大学社会理工学研究科博士課程満期退学。
太宰治、三島由紀夫、吉本隆明といった近現代文学者の研究が主なテーマ。﹃フォー・ビギナーズ・シリーズ﹄や﹃あしたのジョー論﹄などのほか、社会、思想、時事、近現代史などでも執筆活動を行う。
専門学校講師やセミナー講師、総合評論誌﹁テーゼ﹂主幹を務める。1986年より、日本ジャーナリスト専門学校講師。
著書[編集]
●﹃吉本隆明﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1985 ●﹃三島由紀夫﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1985年 ●﹃吉本隆明論﹄ パロル舎 1986年 ●﹃柳田国男﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1986年 ●﹃太宰治﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1987年 ●﹃芥川龍之介﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1989年 ●﹃続・吉本隆明論﹄ パロル舎 1991年 ●﹃宮沢賢治﹄︵フォー・ビギナーズ・シリーズ ︶ 現代書館 1992年 ●﹃あしたのジョー論﹄ 風塵社 1992年 ●﹃さまよえる<非在> 太宰治というフィクション﹄ パロル舎 1993年 ●﹃文学の滅び方﹄現代書館 2002年 ●﹃三億円事件と伝書鳩 1968~69﹄ 社会評論社 2006年 ●﹃太宰治はミステリアス﹄社会評論社 2008年 ISBN 978-4-7845-0953-9 ●﹃ノアの箱船と伝書鳩 紀元前2348-47﹄ 社会評論社 2009年 ISBN 978-4-7845-0906-5 ●戦争と伝書鳩 1870-1945 社会評論社 2011.8共編[編集]
新田準共編- 『PD叢書 食楽』凱風社 2008年 ISBN 978-4-7736-3301-6
- 『PD叢書 猫愛』凱風社 2008年 ISBN 978-4-7736-3302-3