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嘉飯山地区︵かはんざんちく︶は、福岡県筑豊地方の中にある地域の呼称である。飯塚市、嘉麻市、嘉穂郡桂川町︵2市1町︶の区域全体を指す。
当初、﹁嘉飯山地区﹂という名称は、嘉穂郡、飯塚市、山田市の2市1郡を指す地域名として成立した。
その後の市町村合併により、山田市が消滅して嘉麻市となり、飯塚市も嘉穂郡の自治体と合併したことによって、嘉穂郡に属する自治体は桂川町のみとなったため、近年では﹁嘉飯桂地区﹂︵かはんけいちく︶と呼ばれることもある。また他にも、嘉麻市・嘉穂郡・飯塚市をまとめて﹁嘉飯地区﹂、同地域が広義での嘉穂郡全域であったことから﹁嘉穂地区﹂、飯塚市を中心とする地区であることから﹁飯塚地区﹂などと呼ばれる場合もある。
かつては炭鉱によって栄え、炭鉱が閉山した後には過疎化が進んでいたが、最近は飯塚市、桂川町の人口が上昇に転じた。特に飯塚市は筑豊最大の都市であり、独自の都市圏︵飯塚都市圏︶を形成している。