国土軸
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国土軸︵こくどじく︶とは、細長く連なった日本列島において、背骨のように貫く都市・産業・交通の有機的なつながりのこと。元々﹁太平洋ベルト地帯﹂︵第一国土軸︶を意味し、日本経済を支える重要な軸を意味していたが、﹁国土の均衡ある発展﹂のために、第二、第三の国土軸も提唱され、﹁軸﹂という言葉の意味は薄れてきている。現在、以下の4つの国土軸が構想されている [1][2]。
国土軸の基礎となるものは、その軸沿いに存在するいくつもの都市とその裏づけとなる産業、そして、それらをつなぐ新幹線、および高速道路等である。
沿革[編集]
今まで﹁一極一軸型国土構造﹂であった日本国を﹁多極分散型国土構造﹂に変貌させるべく、第四次全国総合開発計画︵四全総: 1987年決定︶に代わる新しい全国総合開発計画﹁21世紀の国土のグランドデザイン﹂が1998年︵平成10年︶に策定された。これにより、21世紀の新しい日本の国土づくりの基本的な考え方が決定した。西日本国土軸[編集]
●第一国土軸。 ●太平洋ベルト地帯とその周辺。北東国土軸[編集]
●中央高地から関東北部を経て、東北の太平洋側、北海道に至る地域とその周辺。日本海国土軸[編集]
●九州北部から、本州の日本海側、北海道の日本海側に至る地域とその周辺。太平洋新国土軸[編集]
詳細は「太平洋新国土軸構想」を参照