宇都野研
宇都野 研︵うつの けん/きわむ、1877年︵明治10年︶11月14日 - 1938年︵昭和13年︶4月3日︶は、日本の小児科医[1][2]、歌人である[1][2]。
経歴・人物[編集]
愛知県額田郡本宿村に医家の子として生まれる[3]。後に上京し東京帝国大学︵現在の東京大学︶卒業後[2]、1912年︵明治45年︶には文京本郷にて小児科病院を開設して[3]、乳幼児の診療にあたった。後に竹柏会に参加し[4]、佐佐木信綱や窪田空穂[1][2]、若山牧水に師事し和歌を学び[4]、鋭い現実との結んだ作風を取り入れた[2]。没後は多磨霊園に葬られた[3]。門人に杉田つるらがいる。親族[編集]
●長男‥宇都野龍一︵1908年 - 1959年12月31日︶[3] ●長男の妻‥宇都野操︵2006年没︶[3] ●孫‥宇都野創 - 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 特任教授[3]。主な著作物[編集]
共著[編集]
●﹃朝の光﹄- 1934年︵昭和9年︶刊行[2]。氏家信らとの共著で短歌誌[3][4]。 ●﹃白檮﹄- 対馬完治らとの共著[3]。その他の著書[編集]
●﹃木群﹄- 1927年︵昭和2年︶発行、歌集[2]。 ●﹃実作者の言葉﹄- 1933年︵昭和8年︶発行[2]。脚注[編集]
外部リンク[編集]
- 宇都野 研 - ぷららブログ