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富山国際会議場︵とやまこくさいかいぎじょう、英: TOYAMA INTERNATIONAL CONFERENCE CENTER︶は、富山県富山市大手町にあるコンベンションセンターである。愛称は﹁大手町フォーラム﹂。
富山市中心部の大手町にあった富山保健所の移転跡地に、 槇文彦の設計によって1999年︵平成11年︶に完成した、地上4階・地下2階の建物で、北側と東側の道路に接した面には、ガラスカーテンウォールと木製の格子スクリーンを組み合わせた外観が特徴である。内部施設は6か国語の同時通訳ブースを持つ825人収容のメインホール[1]、最大4分割が可能な多目的大会議室、特別会議室、小会議室、レセプション・ミニコンサート・パーティなどが行えるパントリーを備えたホワイエ、交流ギャラリーなどを備え、会議場前の大手モール︵大手町通り︶を利用したイベントの同時開催も可能である。
また、大手モールを挟み東隣のANAクラウンプラザホテル富山とは地下1階通路で繋がっており、会議場、大手モール、そしてホテルを一体として複合的に利用する事ができる。
3階ホワイエからは目の前の富山城を望むことが可能である。
1階
●エントランスホール、アトリウム、交流ギャラリー、カフェ﹁COMPACT DELI TOYAMA︵コンパクト デリ トヤマ︶﹂、イートインコーナー、喫煙室、受付・事務室
2階
●多目的大会議室︵最大4分割可能・4か国語同時通訳ブース︹仮設︺︶1、 特別会議室︵応接室付︶1、 小会議室2
●控え室3
●ホワイエ
3-4階
●メインホール
●3階 431席、4階 394席 計825席︵メモ台と手元照明付き︶+車椅子席、ステージ︵間口16m、奥行7m︶、6か国語同時通訳ブース、334インチ大型映像装置
●主催者控え室1、控え室3
●ホワイエ、パントリー、バーカウンター、クローク
地下1階
●駐車場︵125台収容、有料︶
●ANAクラウンプラザホテル富山 連絡通路
周辺施設[編集]
●ANAクラウンプラザホテル富山
●大手モール︵大手町通り︶
●富山城址公園︵富山城、富山市郷土博物館、佐藤記念美術館︶
●富山市民プラザ
●富山商工会議所
●富山第一ホテル
●富山県民会館
開業記念イベントとして、9月4日から9月5日にかけて、利根川進らを招いたシンポジウムフォーラムが開催された[1]。
アクセス[編集]
- ^ a b c d e f 『北日本新聞』1999年8月28日付朝刊1面『富山・大手町再開発事業が完成 国際会議場、ホテルきょう開業』より。
外部リンク[編集]
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