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小出 浩之︵こいで ひろゆき、1943年 - ︶は、日本の精神科医、精神分析学者︵ラカン派︶。愛知県名古屋市生まれ。
●1967年 名古屋大学医学部卒業、名鉄病院インターン。
●1968年 名大医学部精神科副手。
●1973年 国立療養所東尾張病院勤務。
●1975年 名大医学部精神科助手。
●1981年 静岡県立養心荘病院勤務。
●1983年 名大医学部精神科講師。
●1988年 ﹁破瓜病の精神病理をめざして シニフィアンの病い﹂で名大医学博士。
●1989年 岐阜大学医学部精神科助教授、1993年教授。
●2008年 定年退任。
●﹃破瓜病の精神病理をめざして﹄ 金剛出版、1984
●﹃シニフィアンの病い﹄ 岩波書店、1986、叢書・精神の科学
●﹃分裂病と構造﹄ 金剛出版、1990
●﹃続・分裂病と構造﹄ 金剛出版、1991
●﹃ラカンと臨床問題﹄編、弘文堂、1990
●﹃ラカンと精神分析の基本問題﹄編、弘文堂、1993
●﹃精神療法﹄岩崎徹也と責任編集、中山書店、1999、臨床精神医学講座
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃精神病﹄川津芳照,鈴木国文,笠原嘉共訳、岩波書店、1987
●ジョエル・ドール﹃ラカン読解入門﹄ 岩波書店、1989
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃フロイトの技法論﹄小川周二,小川豊昭,笠原嘉共訳、岩波書店、1991
●ビチェ・ベンヴェヌート,ロジャー・ケネディ﹃ラカンの仕事﹄若園明彦共訳、青土社、1994
●ジョエル・ドール﹃構造と性倒錯 フロイト/ラカンの臨床的視座﹄ 青土社、1995
●R.シェママ編﹃精神分析事典 ラルース版﹄新宮一成,小川豊昭,加藤敏,鈴木国文共訳、弘文堂、1995︵新版:R.シェママ, B.ヴァンデルメルシュ編 2002︶
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃フロイト理論と精神分析技法における自我 1954-1955﹄鈴木国文,小川豊昭,南淳三共訳、岩波書店、1998
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃精神分析の四基本概念﹄鈴木国文,新宮一成,小川豊昭共訳、岩波書店、2000
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃精神分析の倫理﹄鈴木国文,保科正章,菅原誠一共訳、岩波書店、2002
●ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編﹃対象関係﹄鈴木國文,菅原誠一共訳、岩波書店、2006
●コンタルド・カリガリス﹃妄想はなぜ必要か ラカン派の精神病臨床﹄西尾彰泰共訳、岩波書店、2008
記念論文集[編集]
●﹃精神病理学の蒼穹﹄小出浩之教授退官記念論文集編集委員会編 金剛出版 2008