師曠
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師曠︵し こう、生没年不詳︶は中国春秋時代の晋の平公に仕えた楽人。字は子野。盲であったが琴の名手であり、酒色に耽溺する平公にたびたび箴言を述べた。
﹃蒙求和歌﹄の﹁師曠清耳﹂[編集]
﹃蒙求和歌︵もうぎゅうわか︶﹄巻十二、管絃部︵かんげんのぶ︶にて、﹁師曠清耳﹂としてとりあげられる。 皆が﹁整っている﹂と言った鐘の音を、﹁整っていない﹂と判断できたほど、音の清濁を聞き分ける能力があったとされる。 師曠が琴を弾くと南より鶴がやってきて集まり、風曲を弾けば風が吹き荒れ、雨曲を弾けば雨が降り出したという逸話を持つ。﹃蒙求和歌﹄での歌[編集]
﹃蒙求和歌﹄に記されている、師曠のことを詠んだ歌。- 山風にとふべかりけり花の鐘にまだ色かへぬ声のにほひを