朝日倶楽部
朝日倶楽部︵あさひくらぶ・旭倶楽部︶とは、明治時代に存在した貴族院の院内会派︵明治31年︵1898年︶5月25日 - 明治34年︵1901年︶12月7日︶。
元来は進歩党に近い多額納税者議員の会派で、明治31年に早家崇ら14名によって結成される。翌32年︵1899年︶2月20日にかつての有力会派であった三曜会︵二条基弘・近衛篤麿ら︶が勢力衰退により解散して朝日倶楽部と合併し、続いて懇話会の内紛で離脱した曾我祐準らも合流して22名となった。しかし、少数勢力である事には変わらず、研究会との対抗上、更なる結集を目指して明治34年に庚子会︵内紛後の懇話会が改称︶と合併して、新会派﹁土曜会﹂を結成した。