コンテンツにスキップ

李攀竜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  : Lǐ Pānlóng94181514512 - 48191570918

[]


231544西使使41570

[]


151516調調調

[1]西[2]

調調調
杪秋 太華山の絶頂に登る二首 其一
蒼龍半掛秦川雨 蒼龍半ば掛かる 秦川の雨
石馬長嘶漢苑風 石馬 長く嘶(いなな)く 漢苑の風
地敞中原秋色盡 地は中原を敞いて秋色尽き
天開萬里夕陽空 天は万里を開いて夕陽空し
歳杪放歌
終年著書一字無 終年 書を著して一字無し
中歳學道仍狂夫 中歳 道を学んで仍お狂夫
勸君高枕且自愛 君に勧む 高枕 且に自ら愛すべし
勸君濁醪且自沽 君に勧む 濁醪 且に自ら沽(か)うべし
何人不説宦遊樂 何人か説わざる 宦遊は楽しと
如君棄官復不惡 君の如く官を棄つるも復た悪しからず
何處不説有炎涼 何れの処か説わざる 炎涼有りと
如君杜門復不妨 君の如く門を杜すも復た妨げず
縱然疎拙非時調 縱然(たとえ)疎拙にして時調に非るも
便是悠悠亦所長 便(すなわ)ち是れ悠悠 亦た長ずる所なり

作品集には『李滄溟集』16巻がある。また古詩を選んで編纂した『古今詩刪』34巻など。また、唐代詩人の作品を集めた詩集として日本でもポピュラーな書である『唐詩選』も李攀竜によって編纂されたと言われている(異説もある。詳細は『唐詩選』の項を参照)。日本の江戸時代荻生徂徠に始まる古文辞学派へ与えた影響も大きい。

伝記史料[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]


  1. ^ 『明史』巻287 李攀竜伝。
  2. ^ 『明史』巻287 王世貞伝。