村井長八郎 (男爵)

村井長八郎︵むらいちょうはちろう、1881年︵明治14年︶2月28日^[1] - 1945年︵昭和20年︶11月9日^[1]︶は、大正・昭和期の農林技官、華族︵男爵︶。加賀八家村井家第12代当主^[2]。

経歴[編集]

加賀藩重臣村井長在の嫡男村井又六の子として金沢に生まれる^[1]。1900年、父の隠居により家督を継ぎ、同年5月9日に祖父長在の明治維新における功績により男爵に叙爵された^[1]。金沢第一中学校、盛岡高等農林学校を卒業^[3]。1909年、農商務省に入り福島・長野・水戸各営林署長等を歴任した^[3]。1935年、退官し前田侯爵家嘱託に就いた^[3]。

栄典[編集]

1931年（昭和6年）4月15日 - 従三位^[4]

親族[編集]

妻：フミ
子：長正

脚注[編集]

(一)^ ^a ^b ^c ^d﹃平成新修旧華族家系大成﹄下巻、713頁。 (二)^ ﹁加賀八家﹁殿様﹂たちの末裔　藩主支えた絆旧男爵家の誇りは今も﹂﹃月刊北国アクタス﹄2014年8月号 (三)^ ^a ^b ^c﹃人事興信録﹄第14版下。 (四)^ ﹃官報﹄第1317号﹁叙任及辞令﹂1931年5月23日。

参考文献[編集]

●人事興信所編﹃人事興信録﹄第14版下、人事興信所、1943年。 ●霞会館華族家系大成編輯委員会編﹃平成新修旧華族家系大成﹄下巻、社団法人霞会館、1996年。

日本の爵位
先代叙爵	男爵（加賀八家）村井家初代 1900年 - 1945年	次代村井長正

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