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その他[編集]
●津田左右吉の終生の弟子として知られる。津田事件の裁判審理にも関わり、﹃津田左右吉全集﹄の編集を担ったのをはじめ、彼に関する数多くの論文を書いている。
●骨董品の優れた目利きであり、北京留学中に会津八一に依頼されて収集した陶器などの骨董品が﹁會津八一コレクション﹂の一部となっている。
●親族に、﹃大日本史﹄を編纂した国学者・歴史学者の栗田寛、﹃水戸文籍考﹄、﹃荘園志料﹄を著した歴史学者の清水正健がいる。
●﹃中国上代思想の研究﹄岩波書店、1949年。津田博士の序文を付す。
●﹃小枝の箸﹄︵歌集︶私家版、1970年。
●﹃廃墟の草﹄︵歌集︶私家版、1980年。
●﹃津田左右吉﹄早稲田大学学生部、1981年。
●﹃氷河と月﹄︵歌集︶私家版、1993年。
●﹃中国思想における自然と人間﹄岩波書店、1996年。
●﹃遺文集 一片の冰心﹄私家版、1999年。
●﹃中国上代思想入門﹄平楽寺書店、2017年。
●﹃津田左右吉全集﹄︵全三十三巻︶岩波書店、1963-1966年︵第一次︶。1986-1989年︵第二次︶。
(一)^ ab﹃現代物故者事典 1997~1999﹄︵日外アソシエーツ、2000年︶p.218
●﹃東洋の思想と宗教﹄第16号、早稲田大学東洋哲学会、1999年、124-160頁。