桑名カントリー倶楽部
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桑名カントリー倶楽部 Kuwana Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
![]() 三重県桑名市嘉例川861番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
座標: 北緯35度5分36.76秒 東経136度37分37.87秒 / 北緯35.0935444度 東経136.6271861度 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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開業 | 1960年(昭和35年)4月16日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 井上 誠一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 株式会社桑名カントリー倶楽部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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公式サイト | 桑名カントリー倶楽部 |
桑名カントリー倶楽部︵くわなカントリーくらぶ︶は、三重県桑名市嘉例川にあるゴルフ場である。
概要[編集]
1955年︵昭和30年︶、三重県にゴルフ場が無いことから、三重県のゴルフ好きは愛知県の﹁名古屋ゴルフ倶楽部﹂︵1929年︵昭和4年︶開場、設計・大谷光明︶、﹁愛知カンツリー倶楽部﹂︵1954年︵昭和29年︶開場、設計・井上誠一︶、﹁森林公園ゴルフ場﹂︵[1955年]︵昭和30年︶開場、設計・上田治︶などに出かけて行った[1]。 地元の諸戸精文は、﹁三重県にもゴルフ場を﹂と考えていた[1]。1957年︵昭和32年︶11月、諸戸から相談を受けた﹁霞ヶ関カンツリー倶楽部﹂︵1929年︵昭和4年︶開場、設計・︵東︶藤田欽哉、赤星四郎、アリソン、︵西︶井上誠一︶の理事長の伊東与三郎は、コース設計家の井上誠一に桑名ゴルフ場計画を説明した[1]。井上誠一は、建設予定地の桑名市嘉例川地区の丘陵地を見たところ、急峻な地形と土壌の砂利で芝生が根付くか心配だった[1]。 新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体﹁株式会社桑名カントリー倶楽部﹂が設立され、社長に諸戸が就任、名古屋の佐々部晩穂が理事長に就任した[1]。1958年︵昭和33年︶8月、ゴルフ場造成の起工式が行われた、1959年︵昭和34年︶10月、工事は完成し仮開場された[1]。同年12月、秋に伊勢湾台風の影響で工事費がかさみ、支払いをめぐって桑名と名古屋が対立、最終的には社長の諸戸は理事を退いた[1]。 開場したコースは18ホール、地形は理想的ではなく、2、3年後の改造が必要とされる出来だった[1]。井上誠一が設計したゴルフ場は、﹁霞ヶ関カンツリー倶楽部﹂、﹁武蔵カントリークラブ﹂︵1959年︵昭和34年︶開場︶など多くは平坦地であるが、丘陵コースや山コースでは山の地形をそのまま生かした[1]。平成となり、コースの大改修が行われ、距離は延長された[1]。所在地[編集]
〒511-0941 三重県桑名市嘉例川861番地コース情報[編集]
●開場日 - 1960年4月16日 ●設計者 - 井上 誠一 ●面積 - 1,000,000m2︵約30.2万坪︶ ●コースタイプ - 丘陵コース ●コース - 18ホールズ、パー72、7,280ヤード、コースレート74.8 ●フェアウェー - コウライ ●ラフ - ノシバ ●グリーン - 2グリーン、ニューベント ●ハザード - バンカーの105、池が絡むホール4 ●ラウンドスタイル - 全組キャディ付き乗用カート ●練習場 - 17打席220ヤード ●休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[2]クラブ情報[編集]
●ハウス面積 - 4,300m2︵約1,300.7坪︶ ●ハウス設計 - 山下寿郎建築事務所 ●ハウス施工 - 鹿島建設株式会社[2]ギャラリー[編集]
●コース - ﹁桑名カントリー倶楽部﹂、コースガイド、2021年3月17日閲覧 ●ハウス - ﹁桑名カントリー倶楽部﹂、施設案内、2021年3月17日閲覧交通アクセス[編集]
●鉄道 - 関西線 (JR東海)・近鉄名古屋線・養老鉄道 - 桑名駅より タクシー利用約15分 ●道路 - 東名阪自動車道 - 桑名東ICより 約6km 約10分[3]エピソード[編集]
●桑名カントリー倶楽部には、﹁地形、佇まいが和合に似ている﹂、﹁桑名には和合のメンバーが多い﹂など、名古屋とのつながりがを表現する傾向がある。脚注[編集]
関連文献[編集]
- 『建築と社会 Architecture and society』、「作品作風 ゴルフクラブハウス 10題 桑名カントリー倶楽部 山下寿郎設計事務所 鹿島建設kk」、大阪 日本建築協会、1960年3月、2021年3月17日閲覧
- 『全国ゴルフ・コース案内 関西篇』、「桑名カントリー倶楽部」、水谷準著、東京 ベースボール・マガジン社、1963年、2021年3月17日閲覧
- 『中部財界名門ゴルフ場探訪(5)』、「「桑名カントリー倶楽部」井上誠一氏設計の手造りコース」、名古屋 中部財界社、1991年5月、2021年3月17日閲覧
- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「くまもと阿蘇カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年3月17日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「昭和30年代、三重県内にゴルフ場を造ることが地元財界人の念願だった」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月17日閲覧