桜本富雄
桜本(櫻本) 富雄︵さくらもと、とみお、1933年9月28日 - ︶は、日本の詩人・評論家。
長野県小諸市生まれ。1952年東京都立上野高等学校卒業、1957年日本大学法学部法律学科卒業。﹁かつしか幼稚園﹂を姉弟で経営し、1972年から92年まで理事長。93年から99年まで学芸大非常勤講師。1979年から個人通信誌﹃空席通信﹄を発行、戦時中の文学者の動向などを研究・調査してきた。2020年9月﹃空席通信﹄休載。﹁空席通信・余話﹂のSeesaaブログのみ継続。[1]
著書[編集]
●﹃詩人と戦争﹄小林印刷株式会社出版部 1978 ●﹃詩人と責任﹄同 ●﹃少国民は忘れない ﹁空席通信﹂より﹄マルジュ社 1982 ●﹃日の丸は見ていた ﹁空席通信﹂より﹄マルジュ社 1982 ●﹃空白と責任 戦時下の詩人たち﹄未来社 1983 ●﹃玉砕と国葬 1943年5月の思想﹄開窓社 1984 ●﹃戦争はラジオにのって 1941年12月8日の思想﹄マルジュ社 1985 ●﹃シンガポールは陥落せり 大本営発表﹄青木書店 1986 ●﹃燃える大空の果てに 少年航空兵の精神﹄日本図書センター 1986 ●﹃満蒙開拓青少年義勇軍﹄青木書店 1987 ●﹃夜明けに啼くカラス﹄新評論 1991 ●﹃大東亜戦争と日本映画 立見の戦中映画論﹄青木書店 1993 ●﹃文化人たちの大東亜戦争PK部隊が行く﹄青木書店 1993 ●﹃探書遍歴 封印された戦時下文学の発掘﹄新評論 1994 ●﹃日本文学報国会 大東亜戦争下の文学者たち﹄青木書店 1995 ●﹃本が弾丸だったころ 戦時下の出版事情﹄青木書店 1996 ●﹃戦時下の古本探訪 こんな本があった﹄インパクト出版会 1997 ●﹃ぼくは皇国少年だった 古本から歴史の偽造を読む﹄インパクト出版会 1999 ●﹃戦争とマンガ﹄創土社 2000 ●﹃歌と戦争 みんなが軍歌をうたっていた﹄アテネ書房 2005 ●﹃許されないもの﹄幻冬舎 2022 ●﹃夏が来ても折られた向日葵は﹄鳥影社 2022 ●﹃貞子と真一と昭和17年の春のこと﹄同共著[編集]
●﹃つばめの教室 あの戦争下の少年少女詩集﹄桑島玄二共編著 理論社ノンフィクション・シリーズ 1978 ●﹃紙芝居と戦争 銃後の子どもたち﹄今野敏彦共著 マルジュ社 1985 ●MBS﹃少国民の告発。文化人と戦争﹄ディレクター加登英成。外部リンク[編集]
●空席通信 - ウェイバックマシン︵2001年8月24日アーカイブ分︶ ●空席通信・余話 ●櫻本 富雄 (tomio.sakuramoto) - Facebook注[編集]
- ^ 『現代日本人名録』2002年