死者の書

﹃死者の書﹄︵ししゃのしょ︶と呼ばれる書には、古代エジプトのものと、チベットのものが知られている。

(一)死者の書︵英語綴りBook of the Dead︶は古代エジプトで死者とともに埋葬されたパピルスの巻き物。おもに、絵とヒエログリフで構成。

(二)チベット死者の書はチベット仏教の教典。

(三)死者の書 (川端康成) - 1928年に発表された川端康成の短編小説。

(四)死者の書 (折口信夫) - 1939年に発表された釈迢空︵折口信夫︶による小説、およびそれを原作とした川本喜八郎の人形アニメーション。

(五)寺山修司が1974年に出版した評論集のタイトル。

(六)4をもとにした野田暉行の無伴奏混声合唱曲。

(七)ジョナサン・キャロルが1980年に発表した小説︵The Land of Laughs︶の日本語版タイトル︵東京創元社。浅羽莢子訳︶。

(八)﹃死霊のはらわた﹄シリーズに登場する﹃ネクロノミコン﹄の呼称