江頭恒治
江頭 恒治︵えがしら つねはる、1900年10月7日[1] - 1978年10月5日[2]︶は、日本の経済学者。滋賀大学名誉教授。
経歴[編集]
佐賀県生まれ。1924年佐賀高等学校を卒業[3]。1927年京都帝国大学経済学部卒業[4]。日本経済史研究所員、満州建国大学教授[5]。戦後、彦根経済専門学校教授、合併で滋賀大学経済学部教授。1961年、定年退官、名誉教授。 1947年、﹁日本荘園経済史論﹂により、京都帝国大学から経済学博士の学位を授与される[6][7]。1966年、﹃近江商人中井家の研究﹄で日本学士院賞[8]と日経・経済図書文化賞︵第8回︶を受賞。栄典[編集]
●1970年︵昭和45年︶11月3日 - 勲三等旭日中綬章[9] ●1978年︵昭和53年︶10月5日 - 正四位[10]著書[編集]
●﹃高野山領荘園の研究 日本荘園の研究,第1輯﹄有斐閣︵日本経済史研究所研究叢書︶1938年 ●﹃日本荘園経済史論 日本荘園の研究,第2輯﹄有斐閣︵日本経済史研究所研究叢書︶1942年 ●﹃経済史原論﹄時潮社、1953年 ●﹃近江商人﹄弘文堂︵アテネ新書︶1959年 ●﹃近江商人中井家の研究﹄雄山閣、1965年 ●﹃江州商人﹄至文堂︵日本歴史新書︶1965年 ●﹃日本国民経済史﹄ミネルヴァ書房、1970年翻訳[編集]
●ミッチャーリッヒ﹃経済史原論﹄上田藤十郎共訳、叢文閣、1936年参考文献[編集]
●日本著作権協議会 編﹃著作權臺帳(第5版) 文化人名録 昭和31年版﹄日本著作権協議会、1958年、359頁。 NCID BN13814892。 ●﹁江頭恒治博士略歴・著作目録﹂﹃彦根論叢﹄ 第70・71・72号︵江頭恒治博士還暦記念論文集︶、滋賀大学経済学会、1960年10月、pp.323-340.脚注[編集]
(一)^ 日本著作権協議会 1958
(二)^ ﹃毎日新聞 東京朝刊﹄1978年10月7日、p.19
(三)^ ﹃佐賀高等学校一覧 自昭和6年至昭和7年﹄佐賀高等学校、1931年11月25日、89頁。NDLJP:1279448/49。
(四)^ ﹃京都帝国大学一覧 昭和4年﹄京都帝国大学、1929年、732頁。NDLJP:1447046/375。
(五)^ 建国大学 編﹃建国大学要覧 康徳8年度﹄建国大学、1941年、43頁。NDLJP:1276998/29。
(六)^ 京都大学事務局庶務課調査掛 編﹃京都大学学位録 自大正10年至昭和26年﹄京都大学、1952年9月5日、202頁。
(七)^ CiNii 博士論文 - 日本荘園経済史論 江頭恒治
(八)^ 恩賜賞・日本学士院賞・日本学士院エジンバラ公賞授賞一覧 第56回︵昭和41年5月25日︶
(九)^ ﹃官報﹄第13163号、1970年︵昭和45年︶11月4日、p.8
(十)^ ﹃官報﹄第15540号、1978年︵昭和53年︶11月1日、p.14
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