渡邉智哲
わたなべ ちてつ 渡邉 智哲 | |
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渡邉智哲(戦前) | |
生誕 |
1907年3月5日 日本・新潟県東頸城郡浦川原村(現・上越市浦川原区) |
死没 |
2020年2月23日(112歳没) 日本・新潟県上越市浦川原区 |
死因 | 老衰 |
住居 | 日本・新潟県上越市浦川原区 |
国籍 | 日本 |
職業 | 公務員 |
著名な実績 |
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子供 | 5人 |
渡邉 智哲︵わたなべ ちてつ、1907年︿明治40年﹀3月5日[1] - 2020年︿令和2年﹀2月23日︶は、日本のスーパーセンテナリアン。新潟県上越市浦川原区に在住していた長寿の男性。日本国内並びに世界最高齢男性であった野中正造が2019年1月20日に死去して以来、日本国内及び世界最高齢男性となっていた︵詳細は後述︶。
人物[編集]
1907年︵明治40年︶、新潟県東頸城郡浦川原村︵現・上越市浦川原区︶の農家に生まれる。新潟県立高田農学校︵現・新潟県立高田農業高等学校︶卒業後、大日本製糖︵現・DM製糖ホールディングス︶に入社し、終戦まで台湾で働いた[2]。戦後は家族と共に日本へ帰国し、新潟県の公務員として勤務し、浦川原村議会議員も務めた。定年退職後は農業に従事しながら趣味の盆栽などを楽しんだ。2015年︵平成27年︶まで息子家族と同居生活を送っていたが、同年にインフルエンザに感染したのをきっかけに同区の介護老人保健施設﹁保倉の里﹂に入所した。固いもの以外は自分で食べることができ、新聞を読むのが日課。長寿の秘訣は﹁怒らない。いつも笑っていること﹂だという[1][3]。 2019年1月20日、国内並びに世界男性最高齢者であった野中の死去に伴い、国内男性最高齢者になったことが厚生労働省によって明らかになった[1][3]。この記録は同年6月1日、ジェロントロジー・リサーチ・グループ︵GRG︶によって追認された[4]。なお男性長寿世界一については、1905年10月15日にドイツで生まれたグスタフ・ゲルネートとする説があったが、ゲルネートはGRG及びギネスブックで記録を認定されないまま2019年10月21日に114歳6日で死去した[4][5]。 2020年2月12日、ギネス・ワールド・レコーズ社より存命中の世界最高齢男性とする認定証が贈られ、ガッツポーズで応えた。この時点で孫が12人、ひ孫が16人、玄孫が1人おり[6]、報道陣より長寿の秘訣について尋ねられると﹁笑うこと﹂と答え、若者へのメッセージを問われると﹁世界中がんばれ﹂と話した[7]。その後、体調が悪化。 2020年2月23日午後11時10分、老衰のため入所していた上述の﹁保倉の里﹂で死去[8]。112歳355日没。113歳の誕生日のわずか11日前であった。脚注[編集]
(一)^ abc“最高齢男性は新潟の渡辺智哲さん 上越市在住、111歳”. 共同通信. (2019年1月21日18時58分). オリジナルの2019年1月23日時点におけるアーカイブ。 2018年1月22日閲覧。
(二)^ 上越タウンジャーナル. “﹁サンキューベイビー!﹂国内最高齢男性の上越市の渡邉さん112歳 誕生日に村山市長がお祝い|上越タウンジャーナル”. 上越タウンジャーナル. 2019年12月2日閲覧。
(三)^ ab“上越市の渡邉智哲さん111歳が国内最高齢男性に ﹁120歳まで頑張る﹂”. 上越タウンジャーナル. (2019年1月22日17時49分) 2018年1月22日閲覧。
(四)^ ab“GRG World Supercentenarian Rankings List”. ジェロントロジー・リサーチ・グループ. 2019年8月28日閲覧。
(五)^ 共同通信 (2019年10月23日). “世界最高齢の男性死去か 独の114歳”. 共同通信. 2020年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月26日閲覧。
(六)^ 毎日新聞 (2020年2月12日). “112歳・上越市の渡辺智哲さん 世界最高齢男性でギネスから公式認定証”. 毎日新聞. 2020年2月13日閲覧。
(七)^ 読売新聞 (2020年2月12日). “長寿の秘訣は﹁笑うこと﹂…112歳の渡辺さん、ギネス世界記録”. 読売新聞. 2020年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。
(八)^ ﹁男性世界最高齢の渡邉智哲さん死去 今月12日にギネス記録認定 112歳﹂﹃上越タウンジャーナル﹄デジコロ、2020年2月24日。2020年2月24日閲覧。
関連項目[編集]
記録 | ||
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先代 野中正造 |
存命男性のうち世界最高齢 2019年1月20日 - 2020年2月23日 |
次代 ロバート・ウェイトン |
先代 野中正造 |
存命男性のうち日本最高齢 2019年1月20日 - 2020年2月23日 |
次代 巴一作 |