澤西祐典
澤西 祐典 | |
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誕生 |
1986年7月12日(37歳) 日本 兵庫県 |
職業 |
小説家 大学教員 |
最終学歴 | 京都大学大学院人間・環境学研究科共生文明学専攻博士後期課程修了 |
主な受賞歴 | 第35回すばる文学賞(2011年) |
デビュー作 | 「フラミンゴの村」 |
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澤西 祐典︵さわにし ゆうてん[1]、1986年7月12日 - ︶は、日本の小説家、龍谷大学講師である。
経歴[編集]
兵庫県生まれ。2010年京都大学文学部卒、2015年同大学院人間・環境学研究科共生文明学専攻博士後期課程修了、﹁芥川龍之介における海外文学受容について 旧蔵書を通して見える風景﹂で博士︵人間・環境学︶。大学院在学中の2011年に、﹁フラミンゴの村﹂で第35回すばる文学賞を受賞。2015年別府大学専任講師[2]、2019年より龍谷大学国際学部講師。専門は芥川龍之介[3]。作品[編集]
単行本[編集]
●﹃フラミンゴの村﹄︵2012年、集英社 / 初出‥﹃すばる﹄2012年11月号︶ ●﹃別府フロマラソン﹄︵2017年、書肆侃侃房︶ ●﹃文字の消息﹄︵2018年、書肆侃侃房︶ ●文字の消息︵﹃すばる﹄2012年7月号︶ ●砂糖で満ちてゆく︵﹃群像﹄2013年4月号︶ ●災厄の船︵﹃文學界﹄2016年8月号︶ ●﹃雨とカラス﹄︵2019年、書肆侃侃房︶ ●雨とカラス︵﹃たべるのがおそい﹄第5号 2018年4月︶ ●氷の像︵﹃すばる﹄2012年7月号︶ ●雨の中、傘の下︵﹃早稲田文学2014年秋号﹄2014年8月︶ ●国際あなた学会 書き下ろし翻訳[編集]
●﹃芥川龍之介英米怪異・幻想譚﹄柴田元幸共編訳 岩波書店、2018単行本未収録作品[編集]
●ムービット・ウィゴー︵﹃早稲田文学6号﹄2013年9月︶ ●湯けむり︵﹃大分合同新聞﹄2016︵平成28︶年4月30日朝刊︶ ●2016年1月30日に別府大学で行われた特別講演﹁文学への誘い -日本文学最前線-﹂[4]にて福永信、円城塔と競作された作品[5]。同年12月に青空文庫で公開された[6]。 ●地獄にて︵﹃すばる﹄2016年7月号︶ ●くじらようかん︵﹃すばる﹄2019年6月号︶ ●妖精展覧会︵﹃小説新潮﹄2020年12月号︶外部リンク[編集]
●龍谷大学脚注[編集]
(一)^ 集英社 第三十五回すばる文学賞のページでは本名読みが﹁さわにし・ゆうてん﹂だが、別府大学 研究者総覧では﹁さわにし・ゆうすけ﹂になっており矛盾する。大学のサイト等ではゆうすけになっている。
(二)^ 別府大学 研究者総覧
(三)^ 集英社出版四賞贈賞式レポート
(四)^ 別府大学・別府大学短期大学部. “文学への誘い -日本文学最前線-|イベントのご案内|”. 別府大学・別府大学短期大学部. 2020年10月3日閲覧。
(五)^ ﹃湯けむり (澤西 祐典)﹄。
(六)^ 澤西祐典. “湯けむり”. www.aozora.gr.jp. 2020年10月3日閲覧。