菖蒲あや
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菖蒲 あや︵しょうぶ あや、1924年1月20日 - 2005年3月7日︶は、東京都出身の俳人。東京府葛飾生まれ。尋常高等小学校を卒業後、日立亀戸工場に勤める。1947年、職場の句会で岸風三楼に出会い師事。風三楼の所属する﹁若葉﹂に入会し富安風生に師事。1953年、風三楼の﹁春嶺﹂創刊に参加、発行事務を担当。1967年、句集﹃路地﹄で第7回俳人協会賞を受賞。1997年、風三楼の後に主宰を継いだ宮下翠舟の死去により、﹁春嶺﹂主宰を継承。他の句集に﹃あや﹄﹃鶴の天﹄など。﹁俳句は履歴書﹂とする風三楼の向日性俳句を受け継ぎ、生い立ちや生活を詩情豊かに詠んだ。代表句に﹁路地に生れ路地に育ちし祭髪﹂﹁野菊摘み来世は父母に甘えたき﹂などがある。
参考文献[編集]
- 長谷川櫂 編著 『現代俳句の鑑賞101』 新書館、2001年
- 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年
外部リンク[編集]
- 菖蒲あやの句の鑑賞(増殖する俳句歳時記)