蒼く染めろ
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蒼く染めろ | |
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ジャンル | サッカー漫画[1] |
漫画 | |
作者 | 桜井ミヤト |
出版社 | 講談社 |
掲載サイト | COMIC BULL マガジンポケット |
レーベル | 講談社コミックス |
発表期間 | 2021年9月19日 - |
巻数 | 既刊12巻(2024年5月16日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
﹃蒼く染めろ﹄︵あおくそめろ︶は、桜井ミヤトによる日本の漫画。サッカーを題材としている[1]。﹃マガジンポケット﹄︵講談社︶にて2021年9月19日から連載中[2]。
桜井ミヤトの初連載作品[3]。高校サッカーを舞台とし、底辺からの下克上を目指す落ちこぼれの弟と、天才の兄を中心に描く。
あらすじ[編集]
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
茨城県の高校を舞台に、天才選手を兄に持つサッカー少年の活躍の物語。
小学生時代、サッカーの﹁天才兄弟﹂と並び称された飛高蒼士と兄・紅也。しかし、小学6年生の終わりにスカウトされ、スペインへ渡った紅也とはうってかわって、中学時代の蒼士は部活のレギュラーすら手にすることができなかった。一度はサッカーの道を諦め勉強や料理に挑戦するも、ひとつも上手くいかない。鬱屈した毎日を送る蒼士の前に突然紅也が現れ、勝負を挑む。かつて、憧れのプロサッカー選手ロナウドから貰ったユニフォームを掛けて、﹁一対一で自分を抜いてみろ﹂と発破をかける紅也に、全力でかかっていく蒼士。見事勝負に勝った蒼士は、再び日本一の選手を目指すことを誓い、翔凌高校へ入学した。
弟の発奮に揺り動かされた紅也は、世界の強豪チームが獲得に向けて動くも、なんと日本へ帰国し翔凌高校へ入学してしまう。そんな紅也を追って、世界の5人の天才選手たちも、それぞれ日本の高校へやって来た。
入学早々、早速目立ってしまった紅也と蒼士に黒川鉄平達が因縁をつけてきた。兄をけなされた蒼士と鉄平は犬猿の仲となるが、彼もまたサッカーの実力者であった。
登場人物[編集]
翔凌高校サッカー部[編集]
飛高蒼士︵ひだか そうし︶[4] 本作の主人公。高校1年生。紅也とは同学年だが年子の弟。優秀な兄を持ち、劣等感を抱いている。小学生の頃はサッカーリーグでMVPを獲得するなどの実力の持ち主。中学部活引退後サッカーをやめて新しい夢を探すために色々と挑戦するがどれもうまくいかない。サッカーへの愛は誰よりも強い。 小さい頃に兄と始めたランニングが日課。ポジションはウイング[5]。 飛高紅也︵ひだか こうや︶[6] 高校1年生。小学6年生の終わりにスカウトされ、スペインのプロチーム下部組織に所属。U-15世代の欧州大会にも出場し3アシスト2ゴールの活躍を見せた。飛び級でU-18の日本代表にも選出された。バルセロナやマドリードなど世界の強豪チームが獲得に向けて動いていると報道もある中、弟と同じ学校へ進学する。このことが世界を巻き込んだ日本のサッカー界の波乱へと繋がっていく。ポジションはミッドフィルダー[7]。 藤本竜輝︵ふじもと りゅうき︶ 高校1年生。蒼士と同級生で同じクラス。飛高兄弟と小学生の頃に一度だけ対戦し、弟の蒼士に憧れている。ポジションはレフトサイドバック[8]。どんなサッカー情報でも即収集するいわゆるサッカーオタク。 黒川鉄平︵くろかわ てっぺい︶ 高校1年生。蒼士と同じクラス。六中トリオの1人。中学時代キャプテンを務めた。 無尽蔵のスタミナとボール奪取能力に長け、中盤で暴れ回る闘犬のような選手。蒼士のライバル的存在で、いつもいがみ合っている。ポジションはディフェンシブミッドフィルダー[9]。 仙道駿︵せんどう しゅん︶ 高校3年生。すさまじいテクニックを誇る選手だが、高校1年の時、プレー中に膝を大ケガ以降サッカーから遠ざかり、初心者や怪我人が一時的に在籍する翔凌高校サッカー部3軍のキャプテンを務める。自らの不運な境遇へのあてつけで3軍に理不尽な指導をする問題児と思われていたが、蒼士とは師弟関係を結ぶことに。監督の路田御子とは幼馴染で﹁御子姉﹂と呼ぶ。 砥上優︵とがみ ゆう︶ 高校1年生。鹿島Jr.ユースではエースだった。クールで冷めた少年。ポジションはライトウイング[10]。 桧本将稀︵ひのもと しょうき︶ 高校1年生。ゴールキーパー[11]。六中トリオの1人。中学時代、県大会で好セーブを連発し全国大会出場に導いた守護神。 金子仁太︵かねこ じんた︶ 高校1年生。六中トリオの1人。高いクロス精度を持ち、中学時代は県大会アシスト王に輝いた。ポジションはライトミッドフィルダー[12]。 和泉京︵いずみ けい︶ 高校3年生。翔凌高校サッカー部のキャプテン。ポジションはミッドフィルダー。 旭彗吾︵あさひ けいご︶ 高校3年生。翔凌高校サッカー部の副キャプテン。持ち味はロングパス。危機察知能力を活かした守備にも定評があり、ミッドフィルダーからディフェンダーにポジションを変更。 佐反剣弥︵さそり けんや︶ 高校2年生。翔凌高校サッカー部イチの俊足。ポジションは左サイドバック。蒼士とは左サイドタッグを自称している。 幸島誠︵さちじま まこと︶ 高校2年生。”翔凌の壁”と言われている。ポジションはセンターバック。筋肉を誰よりも愛する暑苦しい男で、﹁漢・幸島﹂と称する。口癖は﹁うーはー!﹂ 壱村大然︵いちむら たいぜん︶ 高校2年生。ポジションはセンターフォワード。翔凌高校サッカー部のエース。テンションが上がると、ユニフォームをすぐに脱ぐ癖がある。 路田御子︵ろた みこ︶ 翔凌高校サッカー部の監督。黄金の時代︵エルドラード︶[編集]
スペインリーグで活躍するU-18世代の6人の天才選手たち。超一級の才能が同時期に集結したことから、いずれサッカー界を変えていく期待の世代と目される。彼ら同世代のメンバーが〝黄金の時代〟と呼ばれている。その中心に飛高紅也がいたが、紅也が日本の高校に進学したことで、彼を追って他のメンバーも続々と日本の高校に転学。﹁日本がサッカー界の次の頂点を決める戦場になった﹂と注目されている[13]。 飛高紅也 シャビ=エル・オーロ スペイン出身。ミッドフィルダー。 ユーリ・アレクサンドライマー ドイツ出身。ゴールキーパー。 ハーヴィー・デューズホープ イングランド出身。フォワード。 レオナルド・ジェイド イタリア出身。ディフェンダー。 トルマリ ブラジル出身。ディフェンダー。書誌情報[編集]
●桜井ミヤト ﹃蒼く染めろ﹄ 講談社︿講談社コミックス﹀、既刊12巻︵2024年5月16日現在︶ (一)2021年12月17日発売[1][講 1]、ISBN 978-4-06-525698-5 (二)2022年3月17日発売[講 2]、ISBN 978-4-06-527287-9 (三)2022年7月15日発売[講 3]、ISBN 978-4-06-528185-7 (四)2022年10月17日発売[講 4]、ISBN 978-4-06-529130-6 (五)2022年12月16日発売[講 5]、ISBN 978-4-06-530241-5 (六)2023年2月17日発売[講 6]、ISBN 978-4-06-530614-7 (七)2023年5月17日発売[講 7]、ISBN 978-4-06-531560-6 (八)2023年7月14日発売[講 8]、ISBN 978-4-06-532193-5 (九)2023年10月17日発売[講 9]、ISBN 978-4-06-532895-8 (十)2024年1月17日発売[講 10]、ISBN 978-4-06-534183-4 (11)2024年3月15日発売[講 11]、ISBN 978-4-06-534879-6 (12)2024年5月16日発売[講 12]、ISBN 978-4-06-535513-8脚注[編集]
(一)^ abc“天才の兄と落ちこぼれの弟が世界一を目指すサッカーマンガ﹁蒼く染めろ﹂1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年12月17日). 2022年7月15日閲覧。
(二)^ マガポケ公式Twitterのツイート、2021年9月12日閲覧。
(三)^ 本人のTwitterより
(四)^ “この兄弟、底知れない!?﹃蒼く染めろ﹄天才の兄・紅也&落ちこぼれの弟・蒼士を紹介!”. マガポケベース (2021年12月19日). 2021年12月19日閲覧。
(五)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年10月29日閲覧。
(六)^ “スペインのプロチームって?﹃蒼く染めろ﹄天才サッカー高校生・紅也のスゴさに迫る!”. マガポケベース (2022年1月8日). 2022年1月8日閲覧。
(七)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月1日閲覧。
(八)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月1日閲覧。
(九)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月3日閲覧。
(十)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月5日閲覧。
(11)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月9日閲覧。
(12)^ ﹃蒼く染めろ﹄公式Twitterのツイート、2021年11月8日閲覧。
(13)^ “スペインのプロチームって?﹃蒼く染めろ﹄天才サッカー高校生・紅也のスゴさに迫る!”. マガポケベース (2022年1月8日). 2022年1月8日閲覧。
講談社コミックプラス[編集]
以下の出典は講談社コミックプラス(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
(一)^ “﹃蒼く染めろ﹄1巻”. 講談社. 2022年7月15日閲覧。
(二)^ “﹃蒼く染めろ﹄2巻”. 講談社. 2022年7月15日閲覧。
(三)^ “﹃蒼く染めろ﹄3巻”. 講談社. 2022年7月15日閲覧。
(四)^ “﹃蒼く染めろ﹄4巻”. 講談社. 2022年10月17日閲覧。
(五)^ “﹃蒼く染めろ﹄5巻”. 講談社. 2022年12月16日閲覧。
(六)^ “﹃蒼く染めろ﹄6巻”. 講談社. 2023年2月17日閲覧。
(七)^ “﹃蒼く染めろ﹄7巻”. 講談社. 2023年5月17日閲覧。
(八)^ “﹃蒼く染めろ﹄8巻”. 講談社. 2023年7月14日閲覧。
(九)^ “﹃蒼く染めろ﹄9巻”. 講談社. 2023年10月18日閲覧。
(十)^ “﹃蒼く染めろ﹄10巻”. 講談社. 2024年1月17日閲覧。
(11)^ “﹃蒼く染めろ﹄11巻”. 講談社. 2024年3月15日閲覧。
(12)^ “﹃蒼く染めろ﹄12巻”. 講談社. 2024年5月16日閲覧。
外部リンク[編集]
- 蒼く染めろ - マガジンポケット
- 『蒼く染めろ』公式@マガポケ連載サッカー漫画 (@aokusomero_poke) - X(旧Twitter)