西村食品工業
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種類 | 株式会社 |
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略称 | ニシムラ |
本社所在地 |
![]() 〒060-0004 札幌市中央区北4条西6丁目1 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 製パン・製菓 |
西村食品工業(にしむらしょくひんこうぎょう)は、かつて札幌市中央区に本社のあった製パン・製菓メーカー、企業。
主な商品
[編集]- ユカたん
- レモンケーキ
歴史
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創業者の西村久蔵︵にしむらきゅうぞう、1898年5月11日 - 1953年[1]︶は、キリスト教の熱心な信者であり、日本キリスト教会札幌北一条教会の長老を務めたほか、元北海道議会議員、元札幌商業高等学校教諭でもあった人物である。また、江別のキリスト村の開拓者でもある。キリスト教の思想により、慈善活動の一環として身体障害者などへの店舗開設に協力していた。
経営破綻後、﹁ニシムラファミリー﹂が経営を引き継いだものの、同社も2018年︵平成30年︶に経営破綻した。千歳本店の店舗はその後、苫小牧市の企業﹁どさんこエナジー﹂が事業を譲受して再オープンした[2]。
年表
●1916年︵大正5年︶‥西村久蔵が日本キリスト教会札幌北一条教会に入信。
●1929年︵昭和4年︶‥家業の牛乳店を活かし、製パン・洋菓子の店﹁ニシムラ﹂起業。
●1953年︵昭和28年︶‥西村久蔵死去。
●1976年︵昭和51年︶‥札幌市営地下鉄大通駅・さっぽろ駅などにおいて聴覚障害者の店﹁kioskリリー﹂創設に協力し、ケーキを供給。
●2003年︵平成15年︶‥15億円の負債を抱えて倒産し、全店舗を閉鎖[3][4]。
脚注
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(一)^ 札幌人名事典, p. 234.
(二)^ “ニシムラ、再オープン 道内食材、無添加にこだわり-千歳”. 苫小牧民報 (苫小牧民報社). (2018年11月27日) 2018年11月28日閲覧。
(三)^ “西村食品工業 破たん余波*100円ケーキの“元祖”聴覚障害者の店*﹁リリー﹂力尽きた*商品供給がストップ*最後の2店閉鎖”. フォト北海道︵道新写真データベース︶. 北海道新聞社 (2003年2月8日). 2018年11月27日閲覧。[リンク切れ]
(四)^ “西村食品破産*老舗、また一つ消え*肩落とす﹁ニシムラ﹂社長”. フォト北海道︵道新写真データベース︶. 北海道新聞社 (2003年2月8日). 2018年11月27日閲覧。[リンク切れ]