酢蛸
酢蛸︵すだこ︶は、酢にタコを浸けた日本料理[1]。膾あるいは漬物のひとつ。
ミズダコやマダコが用いられる。[2]
関東では正月に食べる風習があり、市販の酢漬けにした酢蛸がでまわる。[3]大きいものはバケツに入れて売られる。
調理方法[編集]
酢蛸とキュウリの酢の物[4][2]
(一)タコの内臓、目や口を取り除き、大根おろしまたは糠でもみ洗いをし、ぬめりを取り除く。
(二)沸騰した湯にタコを入れ、再び沸騰したら火を止めて5分ほど置く。塩ゆで以外に蒸す方法もある。
(三)タコを取り出し冷ます。吊るして冷ますと、足が丸まらない。ここまでが茹で蛸︵蒸し蛸︶。
(四)タコを一口大に薄くそぎ切りにする。
(五)キュウリは板ずりして蛇腹に切り、酢洗いをして軽く絞る。
(六)器にキュウリとタコを盛り付け、三杯酢をかけて、ショウガを天盛りにする。
脚注[編集]
(一)^ 広辞苑第5版 (二)^ ab﹃四季日本の料理 夏﹄講談社 ISBN 4-06-267452-1 (三)^ [1]プレジデント社 (四)^ ﹃旬の食材 春の魚﹄講談社 ISBN 4-06-270131-6関連項目[編集]
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