長堀橋
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長堀橋︵ながほりばし︶は、かつて存在した長堀川に架かっていた堺筋の橋。大阪府大阪市中央区南船場2丁目にある長堀橋交差点︵堺筋と長堀通の交点︶にあった。
座標: 北緯34度40分31秒 東経135度30分23秒 / 北緯34.67516度 東経135.50634度
歴史・概要[編集]
1625年︵寛永2年︶に長堀川が開削された時に架けられた。堺筋は紀州街道の一部区間にあたり、重要な街道筋の橋として大坂では数少ない公儀橋に指定された。元禄期の橋の規模は橋長18間6寸︵35.6m︶幅員3間︵5.9m︶。三津寺町文書に1654年︵承応3年︶の架け替え時の人足賃について触れられており、この頃に最初の架け替えが行われたものと推測される。江戸時代後期の幕府公式資料では橋台の背後地を含めた橋長21間6寸︵43.2m︶となっていた。 1877年︵明治10年︶に最初の鉄橋に架け替えられ、橋長35.3m、幅員7.8mだった。1912年︵明治45年︶に大阪市電堺筋線敷設工事に伴い本格的な近代橋となり、有効幅員21.6mの3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋となった。 その後、1960年︵昭和35年︶から長堀川の埋め立てが始まり、1963年︵昭和38年︶に橋は撤去・廃止された。参考文献[編集]
松村博 著 ﹃大阪の橋﹄︵松籟社 ISBN 9784879840820︶218-220ページ外部リンク[編集]
●大阪市市政 長堀橋︵ながほりばし︶座標: 北緯34度40分31秒 東経135度30分23秒 / 北緯34.67516度 東経135.50634度