1961年のラジオ (日本)
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1961年のラジオ (日本)では、1961年の日本のラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。
主な番組関連の出来事[編集]
●1月1日 - NHK、ラジオ第1︵左チャンネル︶と第2︵右チャンネル︶のモノラル2波を使った立体︵ステレオ︶放送での初の新春特別番組として、﹁新春ステレオホール﹂を放送[注 1][1]。 ●5月3日 - NHK、ラジオ第1・第2の立体︵ステレオ︶放送で、ベートーヴェン作曲 交響曲第9番﹁合唱﹂を、立体放送としては初めての全楽章︵全曲︶放送を、特別番組﹁ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団立体コンサート﹂として放送[注 2][2]。主なその他ラジオ関連の出来事[編集]
商号変更[編集]
●3月1日 - ラジオ新潟→新潟放送 ●4月1日 - ラジオ大分→大分放送 ●5月29日 - ラジオ東北→秋田放送 ●6月1日 ●ラジオ山陰→山陰放送 ●ラジオ山口→山口放送 ●ラジオ熊本→熊本放送 ●7月1日 - ラジオ宮崎→宮崎放送 ●9月1日 - ラジオ山梨→山梨放送 ●10月1日 - ラジオ南日本→南日本放送 ●10月28日 - ラジオ青森→青森放送節目[編集]
番組周年・記念回[編集]
開局周年[編集]
特別番組[編集]
1月放送[編集]
●1日 - 立体︵ステレオ︶放送 ﹁新春ステレオホール﹂︵NHKラジオ第1・第2︶[注 1][1]5月放送[編集]
●3日 - 立体︵ステレオ︶放送 ﹁ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団立体コンサート﹂ベートーヴェン作曲 交響曲第9番﹁合唱﹂︵全曲︶︵NHKラジオ第1・第2︶[注 2][2]開始番組[編集]
1961年2月放送開始[編集]
東京放送 ●13日 - 三菱ダイヤモンドハイウェイ1961年4月放送開始[編集]
NHKラジオ ●3日 - みんなのうた ●7日 - 夜のステレオ︵NHKラジオ第1と第2の同時放送︶[3][4] NHKラジオ第2 ●4日 - 大学通信講座1961年9月放送開始[編集]
大阪放送 ●22日 - 漫才バラエティー1961年10月放送開始[編集]
NHKラジオ第1 ●2日 ●朝のおくりもの[5] ●キャンデーの冒険[5]1961年11月放送開始[編集]
ニッポン放送終了番組[編集]
1961年2月放送終了[編集]
- 文化放送
- 26日 - サンヨー・リクエスト・イン・ハイファイ[6]
1961年3月放送終了[編集]
- NHKラジオ第1
1961年7月放送終了[編集]
- 朝日放送
- 30日 - 漫才教室
注釈[編集]
(一)^ ab3部構成となっており、第1部はクラシック音楽で、ヴィルヘルム・シュヒター指揮、NHK交響楽団の演奏による、レスピーギ作曲 交響詩﹁ローマの松﹂。第2部は、楠トシエの独演による、﹁ステレオ・マンガ﹂︵作:保富康午、音楽:富田勲︶。丑年にちなむ楽しい話題を基にコント風に構成し、珍しい音でつづる。 第3部はジャズで、三保敬太郎作曲﹁立体放送のための新作ジャズ組曲﹂。三拍子、五拍子、七拍子の変わった作品で、渡辺貞夫、宮沢昭を始めとするジャズ・メンや大小のジャズ楽団に、クラシックの弦楽四重奏も加わるという作品。
(二)^ abこの公演は、同年5月5日に、NHK教育テレビでも放送された。ちなみに、この時の指揮は、フランツ・コンヴィチュニーであった。
脚注[編集]
(一)^ ab朝日新聞 1962年1月1日 朝刊 P.5 1月1日ラジオ番組表 及び 番組紹介欄︵朝日新聞クロスサーチにて閲覧︶
(二)^ ab朝日新聞 1961年5月3日 朝刊 P.5 番組表 及び 番組紹介欄︵朝日新聞クロスサーチにて閲覧︶
(三)^ 朝日新聞 1961年4月7日 朝刊P.5 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
(四)^ 日本放送協会 編﹃NHK年鑑1962No.2﹄日本放送出版協会、1962年9月1日、73頁。NDLJP:2474358/58。
(五)^ ab﹁NHKニュース﹂﹃放送教育﹄第16巻第7号、日本放送教育協会、1961年10月1日、80頁、NDLJP:2341206/80。
(六)^ 朝日新聞 1961年2月26日 朝刊P.5 ラジオ・テレビ欄︵朝日新聞クロスサーチにて閲覧︶
(七)^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部﹃NHK年鑑'62﹄日本放送出版協会、1962年、133頁。