AIさくらさん
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AIさくらさん(エーアイさくらさん)は、ティファナ・ドットコムが提供する、デジタルサイネージ式の人工知能接客システム[1][2]。300社の企業が導入している[3]。
概要
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2021年3月31日に、東日本旅客鉄道の海浜幕張駅や高輪ゲートウェイ駅で導入されており、駅周辺の観光地、乗り換え、土産物の情報などを案内する[1][4]。日本語、英語、中国語、朝鮮語︵韓国語︶を使う[5]。自動販売機にも装着されている[6][7][8]。緊急事態宣言時に対応した、﹁非接触さくらさん﹂﹁テレワークさくらさん﹂というサービスがある[9]。
相鉄ジョイナス、四日市市役所、関西大学東京センター、マックスバリュ西日本、セブンイレブン、岡三オンライン証券などで採用された[10][1][11][12]。
設定
[編集]AIさくらさんは、名前を澁谷さくら(しぶやさくら)といい、4月5日生まれの21歳の女性で、東京都世田谷区で生誕している[13]。
出典
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(一)^ abc“コロナ禍で加速する非対面の需要 ‐ AIアバターを駆使せよ”. マイナビニュース (2021年6月18日). 2021年9月26日閲覧。
(二)^ “ロボットやサイネージの旅客案内で鉄道7社が連携 成果を共有して最適サービス目指す”. エキスプレス (2021年7月14日). 2021年9月26日閲覧。
(三)^ “駅の案内で大活躍﹁AIさくらさん﹂の別の顔”. 東洋経済新報社 (2020年5月25日). 2021年9月26日閲覧。
(四)^ “海浜幕張にAI案内、女性アバターと会話 JR千葉支社”. 日本経済新聞 (2021年4月9日). 2021年9月26日閲覧。
(五)^ “高輪新駅のAI﹁さくらさん﹂、セクハラ受け流しで物議”. 朝日新聞 (2020年3月19日). 2021年9月26日閲覧。
(六)^ “訪日観光客の意外な救世主に?AI搭載の﹁機能多すぎ﹂自動販売機!”. 講談社 (2020年5月23日). 2021年9月26日閲覧。
(七)^ “AIで新たな体験創出 JR東駅ナカのインバウンド向け自販機”. 日経BP (2020年4月2日). 2021年9月26日閲覧。
(八)^ “JR東日本が都内で実証実験中のAI多機能自販機に﹁AIによる飲み物診断機能﹂を追加”. TechCrunch (2021年9月22日). 2021年9月26日閲覧。
(九)^ ﹃Web Designing 2021年2月号﹄マイナビ出版、2020年12月18日、72頁。
(十)^ “ジョイナスの﹁AIさくらさん﹂が横浜F・マリノスのユニフォーム姿に!”. KADOKAWA (2021年8月5日). 2021年9月26日閲覧。
(11)^ “庁舎案内、﹁AIさくらさん﹂にお任せ 四日市市、県内初の実証実験”. 中日新聞 (2021年3月27日). 2021年9月26日閲覧。
(12)^ 本橋洋介﹃業界別!AI活用地図8業界36業種の導入事例が一目でわかる﹄翔泳社、2019年、93頁。ISBN 9784798157795。
(13)^ “AIさくらさんとは”. 2021年9月26日閲覧。