B号券
B号券︵ビーごうけん︶。日本銀行券︵紙幣、お札︶の種類の一つ。B券とも呼ばれる。以下の4券種が存在する。A号券の後継として発行された。B千円券とB五百円券については後継にC号券が、B百円券・B五十円券については百円硬貨・五十円硬貨が後継として発行された。B号券は全券種発行が停止されているが、発行された全券種が有効である。
●B千円券 - 図柄は聖徳太子と法隆寺夢殿。1950年︵昭和25年︶1月7日発行開始[1]、1965年︵昭和40年︶1月4日に日本銀行からの支払停止[2][注 1]。
●B五百円券 - 図柄は岩倉具視と富士山。1951年︵昭和26年︶4月2日発行開始[3]、1971年︵昭和46年︶1月4日に日本銀行からの支払停止[4][注 2]。
●B百円券 - 図柄は板垣退助と国会議事堂。1953年︵昭和28年︶12月1日発行開始[5]、1974年︵昭和49年︶8月1日に日本銀行からの支払停止[6][注 3]。
●B五十円券 - 図柄は高橋是清と日本銀行本店本館。1951年︵昭和26年︶年12月1日発行開始[7]、1958年︵昭和33年︶10月1日に日本銀行からの支払停止[8][注 4]。
未発行紙幣
●B一万円券 - 図柄は聖徳太子と法隆寺西院伽藍全景、鳳凰[9]。
●B十円券 - 図柄は大久保利通[10]。
●B五円券 - 図柄は福沢諭吉[10]。
●B一円券 - 図柄は二宮尊徳[10]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ 1949年︵昭和24年︶12月28日大蔵省告示第1048号﹁昭和二十五年一月七日から発行する日本銀行券千円の様式を定める件﹂
(二)^ “現在発行されていないが有効な銀行券 千円券”. 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
(三)^ 1951年︵昭和26年︶3月27日大蔵省告示第404号﹁昭和二十六年四月二日から発行する日本銀行券五百円の樣式を定める件﹂
(四)^ “現在発行されていないが有効な銀行券 五百円券”. 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
(五)^ 1953年︵昭和28年︶11月27日大蔵省告示第2244号﹁昭和二十八年十二月一日から発行する日本銀行券百円の様式を定める件﹂
(六)^ “現在発行されていないが有効な銀行券 百円券”. 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
(七)^ 1951年︵昭和26年︶11月24日大蔵省告示第1752号﹁昭和二十六年十二月一日から発行する日本銀行券五拾円の様式を定める件﹂
(八)^ “現在発行されていないが有効な銀行券 五十円券”. 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
(九)^ “一万円札年末にお目見え”. 朝日新聞 朝刊 (東京): pp. 7. (1953年9月3日)
(十)^ abc日本銀行調査局﹃図録日本の貨幣9管理通貨制度下の貨幣﹄東洋経済新報社、1975年6月、210-214頁。
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。