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EDICOLOR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

EDICOLOR (エディカラー)は、キヤノンITソリューションズが開発・販売していたDTPソフトウェアである。

概要

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WindowsmacOSEDICOLOR

Macintosh7.0macOSClassic Mac OS67Snow Leopard

1020126macOSOpenType

201612201812

特徴

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仮想フォント機構の搭載により、オペレーティングシステムでなくアプリケーションのレベルでフォントを管理しており、起動時に総ての実フォント・仮想フォント情報を読み込む。この理由もあって、起動時間は他のDTPツールと比してかなり長いが、これは使用しないフォントを外すことで短縮できる。

DTP業界全体としてはAdobe InDesignQuarkXPressなどに比してシェアは微弱であるが、官公庁などでの使用実績が高い。また、電算写植レベルの綿密な日本語組版を要求する出版社などで使用されている。

日本語組版能力

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Adobe InDesign・QuarkXPressなどの欧米原産ソフトと異なり、純日本製である。基本設計レベルで日本語組版に対応しているため、日本語CTSによく見られる原稿用紙のような文字枠(後に発売されたAdobe InDesignも、日本語版において同様のグリッド機能を実装することになる)を持ち、禁則処理などもカスタマイズが可能。ただし細かい「ハウスルール」(出版社や媒体における組版ルールの微妙な差異)に関しては一部対応できない場合もあるため、この場合は他のレイアウトソフト同様手作業で「それらしく組み上げる」必要がある。 また、「日本語組版」に重きを置きすぎたためか、バージョン6.0まではウムラウトトレマ)やアクサンテギュなどを付加した1バイト文字が入力できない(シフトJIS以外の文字コード使用を想定していない)プログラムの構造になっていた(無理に入力しようとすると「半角カナ」に置き換わる)。なお、バージョン7.0以降ではUnicodeも扱うことができる。

オールインワンパッケージ

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EDICOLORDTP



Quark XPress4.16.0QuarkXPressXTension

EDICOLORInDesignEDICOLORInDesign



JIS2

MacintoshDTP使DTP

EDICOLORSMISMIPlusEdisys-OTF-GaijiEDI

EDIEdiGaiMinIwataEdiGaiGoIwata27.0Edigai-OTF-MinIwataGoIwata





EDICOLORHummingBird()

ITRubyNavigation

仮想フォント

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使WindowsOCFCIDPostScriptEDICOLORWindowsMacintosh

AFMWYSIWYGTCO

製品名とその経緯

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SMI EDICOLOR

EDICOLORDTP(CTS)SMI EDIANDTPEDICOLOR

1.015010

関連項目

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外部リンク

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