XF6B (航空機)
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XF6Bは、ボーイングがアメリカ海軍向けに製造した戦闘機。複葉機である。試作のみで量産はなされなかった。
1931年6月30日に、アメリカ海軍はボーイングに対して艦上戦闘機としてXF6B-1を発注した。XF6B-1は試作機が1933年に完成し、2月に初飛行が行われている。なお、試作機は1機のみの製造であった。
機体は、胴体部が全金属製であり、主翼は羽布張りであった。主翼は複葉であり、上翼はパラソル配置となっている。脚は尾輪式であり、主脚にはショックアブソーバーが装備されていた。各種の試験が行われたものの、戦闘機としては運動性に難があり、制式採用はなされなかった。
要目[編集]
●全長‥6.73m ●全幅‥8.68m ●全高‥3.22m ●自重‥1.7t ●エンジン‥P&W R-1535レシプロエンジン︵625馬力︶ ●最大速度‥325km/h ●武装‥7.7mm機銃2門 ●乗員‥1名]