みそ汁(読み)みそしる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「みそ汁」の意味・わかりやすい解説

みそ汁
みそしる


使使()()()


種類


()西調()

 西沿()使()西

 ()()()3()73()()()()()


栄養

みそ汁は、みそのもつタンパク質や脂肪分などの成分を含み、栄養的に優れている。とくに、ご飯と組み合わせると、ご飯に不足するリジンやトリプトファンなどのアミノ酸類を、みそのダイズタンパク質が補うというよい面をもっている。また、中に入れる実によって、より栄養効果を高めることもできる。さらに、みそには多量の乳酸が含まれているが、みそ汁にして食べると、これが塩分とともに胃液の分泌を高めるという作用もある。ただし、みそ汁には一椀(わん)で1~2グラムの塩分を含むので、とりすぎには注意が必要である。

[河野友美・多田鉄之助]

みそ汁のおいしさ


23使


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のみそ汁の言及

【みそ(味噌)】より

…消費の大部分は国内消費で,輸出は1708t,5億0600万円(1982,みそ輸出通関実績),おもな輸出先はアメリカ,シンガポール,台湾,イギリス,カナダ,オランダ,オーストラリアである。1980年時点でみその売上げは約1300億円であり,即席みそ汁は約160億円である。【海老根 英雄】
[食用]
 みそは,江戸時代に入ってしょうゆが普及するまでは最も用途の広い調味料であり,調味の基礎となるものを意味する〈下地(したじ)〉の語も,しょうゆ出現以前にはみそを指していた可能性がある。…

※「みそ汁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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