アルギニン(読み)あるぎにん(英語表記)arginine

翻訳|arginine

デジタル大辞泉 「アルギニン」の意味・読み・例文・類語

アルギニン(〈ドイツ〉Arginin)

 
尿  

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精選版 日本国語大辞典 「アルギニン」の意味・読み・例文・類語

アルギニン

 

(一)   ( [] Arginin [] arginine ) 尿
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルギニン」の意味・わかりやすい解説

アルギニン
あるぎにん
arginine


α()-ArgRErnst August Schulze18401912E. Steiger1886argentarginineL-()70α-尿尿γ()-調174.21238


栄養


()尿



NO19931998 NO1999212002

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化学辞典 第2版 「アルギニン」の解説

アルギニン
アルギニン
arginine


2-amino-5-guanidinovaleric acidC6H14N4O2(174.21)ArgRα-80 殿L-L-()()244 ()12.5°()11.8°(0.5 mol L1 )pKa1 2.18pKa2 9.09pKa3 13.2α-

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アルギニン」の解説

アルギニン

 C6H14N4O2 (mw174.20).

 塩基性アミノ酸の一つで,動物の状態(急速に成長している幼動物など)によっては,体内の生合成速度が不十分なために,飼料に添加すると成長促進効果がみられることがある.そのため必須アミノ酸もしくは半必須アミノ酸に加えることがある.ヒトでは,必須アミノ酸に入れない.いくつかの薬理効果が知られている.信号伝達物質一酸化窒素(nitric oxide, NO)やポリアミン合成の素材となるアミノ酸としても注目されている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルギニン」の意味・わかりやすい解説

アルギニン
arginine

塩基性アミノ酸の一種。略号 Arg 。L 体は蛋白質中に広く存在するが,特に魚の白子に多く含まれる。融点 207℃ (分解) ,α-ナフトールと次亜塩素酸との坂口反応により赤色を呈する。 以下の構造をもつ。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「アルギニン」の解説

アルギニン【arginine】

アミノ酸の一種。非必須アミノ酸に分類されるが、成長期には摂取を必須とし、主に肉類、魚の白子(しらこ)、乳製品、種実類、大豆、ごま、牛乳など多く含む食品からの補給が重要。成長ホルモンの分泌を促して筋肉増強作用に力を発揮するほか、免疫機能の向上、血流改善、精神的・肉体的に強化、生殖機能の改善などの作用をもつ。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「アルギニン」の意味・わかりやすい解説

アルギニン
arginine

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世界大百科事典(旧版)内のアルギニンの言及

【アルギナーゼ】より

…尿素生成反応を触媒する酵素。ヒトをはじめ哺乳類,両生類の肝臓,腎臓などに含まれ,尿素回路の一員として働き,アルギニンを分解してオルニチンと尿素を生成する。尿素を窒素代謝の最終産物として排出するこれらの動物以外にも硬骨魚類や植物,酵母,カビ類にも含まれる。…

※「アルギニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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